現代オイルバンク、精油業界初の「オイルターミナル」竣工


現代オイルバンクは、子会社である現代オイルターミナルを介して商業貯蔵施設を竣工し、国内精油業界初の油類の保存事業を開始する。

現代オイルバンクは9日、蔚山温山邑現代オイルターミナルで油類貯蔵施設の竣工式を行った。

蔚山新港南港埠頭の公有水面8万7000㎡を埋め立てて造られた油類貯蔵施設は、5万DWT級タンカーが接岸できる埠頭と28万klの石油製品を収容できる35基の貯油タンクを保有している。大型タンクローリー(20kl)1万4000台を満たすことができる規模だ。

これにより、数年間漂流していた蔚山新港の南港埠頭事業も弾力を受けるようになった。これまで南港埠頭の中央に残った公有水面が隣接埋立地の地盤の安定性を脅かすし、事業者が上部施設の工事をしていない状況だった。この公有水面を活用することにした現代オイルターミナルが埋め立て処理を迅速に仕上げながら空き地状態だった両方の埋立地にも施設が続々と上がり始めた。

蔚山は石油化学団地が集中しており、油類の保存の需要が着実に発生している地域である。また、頻繁な地震や老朽化した低誘電設備、大型タンカーのアクセスを妨害する浅い水深などにより、安定的な物流運営が困難な日本の石油物流の代替地として競争力を備えている。特に日本の大地震後に発電燃料油の長期保存の需要も着実に維持されている。

現代オイルターミナルの関係者は、 「石油事業者は、油を一度にたくさん住んでいること、価格や運賃コストの面で有利である」とし、「工事中にも大きなタンクがある場所に物量を保存しておい必要に応じて少しずつ供給する日本荷主からの問い合わせが続いた」と話した。

(亜洲経済オンライン)
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