チョン・ホンウォン国務総理、「セウォル号惨事」責任をとり辞任

[写真=チョン・ホンウォン国務総理]


チョン・ホンウォン国務総理が27日「セウォル号惨事」に対する責任を負って辞任を表明した。パク・クネ政府初代総理に就任して1年2ヶ月のことだ。
チョン総理はセウォル号事故が発生してから12日目であるこの日、政府ソウル庁舎で緊急記者会見を行って「今回の事故が発生する前、事故以後の初動対応と収拾過程で多くの問題を適時に処理できない点に対して、政府を代表して国民の皆様に謝罪申し上げる」として辞任を表明した。
チョン総理は「想像することさえ難しいセウォル号沈没事故で、幼い学生たちが修学旅行の途中で命を失って、多くの方が犠牲になった」として[全国民の衝撃と悲しみに陥ったし、事故発生10日を越えたのにまだ不明者を探せない家族の絶叫が寝付かなくする]と話した。
チョン総理は「事故の犠牲者の栄転に頭を下げて弔意を表わして遺族皆さんに心深く心より謝罪を差し上げる」として「救助された方々の回復を祈る」と付け加えた。
それと共に「愛する家族を失った悲痛さにもがく遺族の痛みと国民の皆様の悲しみと怒りを見て、私は国務総理として当然すべての責任を負わなければなければならないと考えた。内閣を総括する総理である私が責任を負って退くことが当然で、謝罪するという考えだった」ともした。

チョン総理は「すでに責任を負って退こうと思ったが、先ずは事故収拾が急務で一日も早く事故収拾と共に対策を用意することが責任ある姿勢だと考えた」として「しかしもうこれ以上私が席を守ることによって国政運営に負担を与えることができないという考えで辞任することを決心した」と明らかにした。

チョン総理は「今は互いに恨むよりは一日も早く救助作業を完了し、事故を収拾しなければならない時」として「この困難を克服してよく対処していけるように国民の皆様が助けるように切実にお願いする」と話した。
また、「今回の事故を見て、私たちの社会所々に永らく続いてきた多様な不正と誤った慣行があまりにも多いという事実を骨に凍みるほど感じた」として「今回は必ずそのような積弊が是正されてこれ以上このような事故が発生しないように願う心」と付け加えた。

チョン総理は会見に先立ち辞任の意をパク・クネ大統領に伝達したと分かった。

(亜洲経済オンライン)
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