高陽(コヤン)ターミナル火災の疑問点 「なぜ初期鎮火できなかったのか?」

[写真=高陽(コヤン)市外バス総合ターミナル 火災現場]


25日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市外バス総合ターミナルで発生した火災の原因を捜査するために、捜査本部が設置された。

比較的小さい火災であったが、7人が死亡し、42人が負傷(消防本部集計)するという多くの人命被害が出た。これに対し警察は消防安全設備をまともに備えていたのか、適時に作動したのかなどを集中的に捜査することにした。
まず火事が起こる過程でできた疑問点と人命被害を増やした原因などを明らかにすることに注力する予定だ。

火災は地下1階にあるフードコート内部で、インテリア工事中にガスの配管溶接作業によって発生したことが確認された。突然炎があがり、近くにあった可燃性資材に燃え移って広がった。
警察は配管内のガス残留の有無をまともに確認して溶接作業をしていたのか、ガスバルブをかけていなかったのかなど、火災原因を消防当局と共に調査している。

当時、現場には作業員など80人余りに人がいたにもかかわらず、初期鎮火ができなかった点も疑問である。現場の従業員たちは火事が起こると皆すぐに避難したため初期鎮火に至らなかった。
これに対して一部では、使い捨ての消火器で初期鎮火を行っていれば、多くの人命被害は防げたのではという指摘が出ている。使い捨ての消火器を備えつけてインテリア作業をしていたのかはまだ確認されていない。

建物の管理業者があちこちに設置されたCCTVモニターを監視し、火災を発見して適切に措置したのかも調べるところだ。

ある目撃者は、避難指示の放送が聞こえなかった階もあったと証言している。

警察関係者は「消防安全設備の正常稼動と安全規則遵守の可否などを捜査する計画」として「火災直後に関連者が散ってしまい、探すのに時間がかかりそうだが、順番に呼んで調査する」と明らかにした。

(亜洲経済オンライン)
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