セウォル号の直撃弾…6月、済州航路の利用客44%激減

[セウォル号の直撃弾…6月、済州航路の利用客44%激減 ]


セウォル号惨事で沿岸旅客船に対する安全信頼度が失墜し、国内の利用客数が大幅に減ったことが分かった。特に、済州航路は6月の場合、半分近く減少し、言葉通り直撃弾に当たった。

海洋水産部は今年上半期、沿岸旅客船の輸送実績が前年同期比7.7%減少した713万4000人と集計されたと29日、明らかにした。

この2011年上半期655万9000人を記録した沿岸旅客船の利用客数は2012年上半期719万5000人、2013年上半期773万3000人などで増加傾向を示す3年ぶりに下落した。

海洋水産部のクォン・ジュニョン沿岸海運課長は"今年1月から3月までは前年度同期比旅客利用者数が増加したが、セウォル号事故後、4月から6月までは利用客が急激に減少した"、"セウォル号事故の影響で済州島と鬱陵島、西海5島など島嶼地域の旅行客が大幅に減少したため"と分析した。

問題は全体の沿岸利用客の数で見ると2012年と似た水準だが、済州航路の上半期の国内沿岸旅客船の利用客の数を見ると深刻になる。

済州航路の上半期の利用客数は前年比18%も急減した。

特に、4月16日に発生したセウォル号惨事の影響で5月は昨年同期と比較して36.3%も減少し、6月の済州航路の利用客は10万9009人で、昨年同期間18万2613人から7万3604人(-44.1%)も減った。

これに政府は仁川〜済州航路を8月から再び再開するという計画だが、旅客と貨物を同時に運送するカーフェリーではなく、貨物船が優先的に投入するものとみられ、仁川-済州航路の利用客の増加には大きく影響を及ぼすことはできない見通しだ。
 
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