MERS事態で4年連続税収欠損懸念膨らむ


[写真=企画財政部]

昨年、大規模な税収欠損の主な原因であった法人税が好調を見せ、今年4月までに税収が昨年より小幅好転したことが分かった。しかし、後半になると税収が減る可能性が大きくなり、今年までに4年連続で税収パンクは事実化された。

政府が経済成長率を当初の3.8%から大幅に下げるように見せ、中東呼吸器症候群(MERS)事態で内需が急激に低迷したためである。

税収欠損規模は2012年の2兆7000億ウォン、2013年の8兆5000億ウォンに続き、昨年史上最大の10兆9000億ウォンを記録した。

企画財政部が23日に発表した「6月の月間の財政動向」によると、今年1〜4月まで国税収入は78兆8000億ウォンで、前年同期より4兆3000億ウォン増えた。また、証券市場の好調の中で証券取引税も3000億ウォン増え、タバコの引き上げ効果が3000億ウォン反映され、個々の消費税も5000億ウォン増加した。一方、付加価値税徴収実績は収入の減少で輸入に課される輸入税が下落し、1兆1000億ウォン減少した。

企画財政部の関係者は、「MERSによる内需不振などは、今後の歳入の改善の流れに下方リスクとして作用する可能性がある」と説明した。また、景気の活性化のための予算の早期執行に財政収支の赤字幅が拡大している。4月までの総収入は132兆8000億ウォン、総支出は141兆9000億ウォンで、統合財政収支は9兆ウォンの赤字を見せた。

統合財政収支から社会保障性基金収支を除いた管理財政収支は、前年同期比5兆7000億ウォンが増えた22兆1000億ウォンの赤字だった。4月末基準中央政府の債務は529兆3000億ウォンで、前月より7兆7000億ウォン、昨年同期より26兆2000億ウォン増加した。これに対して、4月は国債償還がなく国家債務が大幅に増加する傾向があると言うのが企画財政部の説明である。

今年の主要管理対象事業313兆3000億ウォンのうち、5月末までの執行額は147兆5000億ウォンで、年間計画比47.1%の水準である。また、国有財産の取得総額は4兆7856億ウォンであり、処分総額は3兆3397億ウォンで、取得総額が1兆4459億ウォン超過した。

(亜洲経済オンライン)
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