LS産電、「未来型スマート工場」商用化…年間エネルギーの使用21%削減

[LS産電、「未来型スマート工場」商用化…年間エネルギーの使用21%削減]



LS産電がエネルギー使用量が多い生産施設にスマートグリッド基盤のエネルギー最適管理ソリューションを適用した未来型スマート工場のモデルを提示した。

LS産電は16日、清州市興徳区所在のLS出電の清州2事業場で外部顧客を招待した現場ツアー行事を開き、独自のエネルギー管理ソリューションであるグリッドソル(GridSol)を適用したFEMS(Factory Energy Management System)商用化の現場を初めて公開した。

グリッドソルはLS産電が保有したグローバル水準の電力・自動化技術を基盤にしたグリーンビジネスソリューションを通じて電気・熱・ガス・水など各種エネルギーを一つのネットワークに統合、最適の状態で運営するスマートグリッドトータルエネルギー管理ソリューションだ。

同日、公開されたグリッドソルFEMSは工場の生産設備運営の改善点と最適の運営案を導出するためのエネルギー消費データをリアルタイムで収集して統合管理・分析するエネルギー効率化分野の重要システムだ。

LS産電は従来の自動化基盤のスマート工程ラインにエネルギー効率運営管理システム(EMS)を基盤にEES(電気エネルギー貯蔵装置;Electrical Energy Storage)、太陽光、スマートメーターなどLS産電のノウハウが集約された融合技術を具現した。

LS出電の清州2事業場には1MW級EES、2MW級の太陽光発電システム、高効率インバータ、LED照明、スマートメーターなどが適用され、グリッドソルステーション(GridSol Station)に構築された中央制御センター(FEMS)を通じてそれぞれのソリューションを一つのネットワークに統合、工場全体のリアルタイムエネルギー使用状況を一目で把握することができる。

これを通じてエネルギー使用を効率的に管理することによって、年間エネルギー使用量21%、温室効果ガス1024TOE(石油換算トン;Ton of Equivalent)削減はもちろん、生産性向上および品質改善を通じた製造業の競争力も強化させる「一石二鳥」の効果が期待される。

LS産電は今回のFEMSの商用化を皮切りに、グリッドソル適用のBEMS(Building Energy Management)など高度化されたエネルギー管理ソリューションを掲げ、全体建物エネルギー使用量の約60%を占める工場、産業体はもちろん、大型ビル、百貨店、ビルに至るまで様々な分野に対するエネルギー効率化事業を本格化しようという戦略だ。

LS産電の関係者は"最近、エネルギーコストの上昇、温室効果ガス排出量の削減などをきっかけに国内の多くの企業がFEMSなどエネルギー効率化ソリューションを導入することが予想される"、"スマートグリッド分野の専門性や豊富な事業経験を踏まえ、各事業場別の特性を考慮したオーダーメード型の省エネソリューションの提供など差別化戦略を通じて国内外の市場攻略に乗り出すだろう"と話した。
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