17年ぶりに日本に2位を奪われた韓国造船業・・・1位は約3千万CGTの受注残量を保有した中国

[写真=聯合ニュース提供(2017年、初出勤する慶尚南道巨済島造船所の労働者たち)]


韓国造船業が1997年以降17年ぶりに日本に追いつかれて2位の座まで奪われた。

昨年、国内造船業界が深刻な受注の崖に追い込まれたことで、受注残量が日本に17年ぶりに再逆転を許したのだ。

4日、英国のグローバル造船・海運市況分析機関クラークソンによると、昨年12月末基準の韓国の受注残量(暫定)は1千991万6千852CGT(標準貨物船換算トン数、473隻)、日本の受注残量は2千万4千685CGT(835隻)とそれぞれ集計された。

韓国は1999年12月末に受注残量で日本を二万1千CGTリードして以来、ずっと受注残量で優位を維持してきたが、昨年末17年ぶりに追い越されたのだ。

韓国の受注の残量が2千万CGT台を割ったのは2003年7月以降13年ぶりに初めてだ。韓国は2015年12月末基準の受注の残量が3千108万CGTを記録するなど、その年3千万CGTのレベルの仕事を維持してきたが、2016年に入って受注の残量が毎月急激に減った。

日本も2015年12月末受注の残量が2千555万CGTで頂点に達した後、昨年に入って受注残量が減ったが、自国の船社の持続的な発注に支えられて2千万CGT以上の仕事を維持しながら韓国の受注残量を追い越した。

過去、造船業が好況だった2008年8月末には韓国が7千万CGTを超える仕事を保有し、韓国と日本の受注残量の格差が今の10倍水準である3千160万CGTまで広がったこともあったが、もう過去の栄光はこれ以上見ることができなくなった。

国家別の受注残量の順位は約3千万CGTの仕事を保有した中国が1位でリードしており、日本と韓国がそれぞれ2、3位に上がった。

造船業関係者は"世界最高を自負していた韓国造船業が受注残量で日本に追いつかれたのは韓国造船業が直面した危機をそのまま見せている"、"グローバル業況の低迷が続けば、韓国と日本の受注残量の格差がますます大きくなるだろう"と話した。
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