マレー検察、リ・ジョンチョル容疑者北朝鮮に追放決定

[写真=聯合ニュース提供(マレーシア駐在北朝鮮大使館は北朝国籍のリ・ジョンチョルを含め逮捕容疑者の釈放を要求してきた)]


正男氏暗殺事件の主要被疑者であるリ・ジョンチョル(46)を北朝鮮に追放することにしたとAP通信が報道した。

2日、マレーシアのアパンデイ法務長官(検事総長)は証拠がないため正男氏の暗殺に関与した北朝鮮の国籍の容疑者リ・ジョンチョルの起訴の放棄を決定したとし、3日、リ・ジョンチョルを釈放して北朝鮮に追放すると明らかにした。

先立って、マレーシア検察は正男氏を暗殺した容疑で逮捕された女性容疑者2人を殺人の疑いで起訴するのに成功したが、リ・ジョンチョルの場合、正確に今回の事件にどれだけ加担したかについてまだ明らかにされていないものと把握された。

しかし、リ・ジョンチョルは正南氏事件暗殺容疑者の中で唯一北朝鮮国籍を持つ人物として事件後、平壌(ピョンヤン)に逃げた北朝鮮国籍の容疑者らを実務的に支援する役割をしたものと推定していた。

今回の事件と関連された容疑者としてマレーシア警察が指摘した人物は8人であり、このうちリ・ジョンチョルを含めた3人が逮捕され、1人は北朝鮮大使館の庇護を受けており、すでに4人は北朝鮮に逃走したことが確認されていた。

リ・ジョンチョルの釈放と追放で今回の事件の背後に北朝鮮がいることを明らかにするには大きな打撃を受けるものとみられる。
 
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