セウォル号ランプ除去で引き揚げ作業活気

[写真=海洋水産部]


24日朝、セウォル号引き揚げ作業の最大の峠だったランプ切断作業が終わった。

セウォル号は船を引き上げる2つのジェクキンバージ船の間で白と青色の丸い船体の輪郭が現れた状態で船体側面がはっきりと見えた。

海洋水産部関係者は"引き揚げ作業にずっと困難があったけれど、今日中に固定(引き揚げた船体をバージに結ぶこと)作業を終えることができるものと見ている"と説明した。

海洋水産部は同日午前6時45分、セウォル号の船尾左舷にあるランプ連結部4個をすべて除去し、ランプを切り離して船体は水面上12mまで引きあげた状態だと明らかにした。

ランプは船舶に車両と貨物を積んだり降ろしたりするときに使用する鉄製の構造物で、出入り口兼船舶と陸地をつなぐ橋渡しの役割をする。ランプは通常船舶が運航中の時には鉄製の開閉装置がかかっているが、セウォル号は沈没した後ロックが解除されランプが突き出たものと調査された。このようにランプが出ていると半潜水運搬船で船体を移すことができないため海水部は急いで前日の夜、ランプの除去作業に突入した。

一応セウォル号の船体が水面上13mまであがれば引き揚げ作業は大きな山場を越える。また、ジェキンバージ船とセウォル号をつなぐ固定作業が終われば半潜水運搬船が船体を受け取ることになる。

一方、セウォル号は遺族たちの提案で木浦(モクポ)新港まで運送される予定であり、2004年に完成された木浦新港がセウォル号の据え置き場所として選ばれた理由は鉄材埠頭が他の埠頭に比べて相対的に地盤がはるかに堅固であるためだ。
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