大韓航空「機内乱暴事件」被告人、執行猶予2年宣告

[写真=聯合ニュース]


昨年ポップスターのリチャード・マックス(53)が、自分の社会ネットワークサービス(SNS)を通じて知らせた「大韓航空の機内乱暴事件」の被告人が裁判で執行猶予を宣告を受けて釈放された。

仁川地裁刑事9単独パク・ジェソン判事は13日午後開かれた判決公判で、航空保安法上の航空機安全運航阻害に対する暴行や業務妨害、傷害、器物破損、暴行などの疑いで拘束起訴されたイム・ボムジュン(35)氏に懲役1年に執行猶予2年、罰金500万ウォンを言い渡した。

裁判部はまた、イム氏に200時間の社会ボランティアも命令した。パク判事は"被告人が2度も機内で騒ぎを起こした行為は罪質が良くない"と述べながらも、"初犯で被害者らには相当な金額を支給して合意し、被害者たちも善処を求めていることなどを考慮した"と説明した。

これに先立ち検察は3月16日に開かれた結審公判でイム氏に対して懲役2年と罰金500万ウォンを求刑したことがある。

イム氏は昨年12月20日午後2時20分にベトナムのハノイを出発して仁川に向かっていた大韓航空旅客機のプレステージ席(ビジネス席)でお酒に酔って2時間ほど乱暴を働いた疑いで拘束起訴された。

彼は当時、出張で旅客機に搭乗していたが、酔っぱらって自分を取り縄で縛っていた客室の事務長A(37・女)氏など女性乗務員4人の顔や腹部などを殴った。乱暴を止めようとする大韓航空所属の整備士に向けて悪口をいい、唾を吐いて向こうずねを蹴った容疑も受けた。

イム被告はベトナムのハノイ空港ラウンジで洋酒8杯を飲んで航空機に搭乗した後、機内サービスでウイスキー2杯半ほどを追加で飲んだと調査された。

検察はこの事件に先立ち、昨年9月8日、大韓航空機内でイム氏が起こした暴動事件もともに起訴した。当時、イム氏は仁川からベトナムへ向かう旅客機内で酒に酔った状態で、足置き台とクッションなど椅子を壊し、乗務員たちを殴った疑いでベトナム現地警察に引き渡された。
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