国内研究陣が開発した超高画質(UHD)放送システムが国際舞台で認定を受けた。
UHD放送は今の高画質(HD)放送より4倍が鮮明な画面と立体的音響などを提供する放送で、来月から世界で初めて国内で始まる。
韓国電子通信研究院(ETRI)は、24日から27日まで米ラスベガスで開かれた世界最大規模放送機器展示会である「国際放送機器展示会(NAB)」に参加してUHD放送技術を披露したと28日明らかにした。
展示技術は「UHD/HD同時放送のためのATSC 3.0基盤に統合放送システム」で、地上波UHD TVの放送標準で新しく浮上する標準である「ATSC (Advanced Television System Committee)3.0」に基盤した技術である。
インターネットIP基盤に信号をやり取りして放送・インターネットの融合サービスに適合して、放送信号が弱いところでも無線インターネット網で途切れることなく映像を見ることができる。
また、チャンネルの一つで超高画質放送と移動高画質の放送を同時に送受信できる階層分割多重化技術(LDM)に映像圧縮技術(SHVC)を結合することによって周波数の効率を30%以上改善できる技術も展示した。
ETRIと(株)クレバーロジック (Cleverlogic) 、(株)マルイエンジ (marueng)などは今年2月、「ATSC 3.0の受信機及びATSC 3.0 IPストリーム多重化伝送システム」などUHD放送に必要な技術を共同で開発しており、この技術は5月から首都圏を対象に開始される「UHD、地上波放送」に適用される。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>