​職級再編、組織の新設など靴ひも結びなおす電子業界

[​職級再編、組織の新設など靴ひも結びなおす電子業界]



サムスン電子など電子業界が2017年の折り返し点を控え、組織再編など変化を図っている。 サムスン電子とLG電子、SKハイニックスなどは今年上半期の主力事業部門の好調により、史上最高の実績を記録する見通しだが、金利引き上げなど下半期の不確実性に備え、靴ひもを結び直して刷新に乗り出す方針だ。

26日、電子業界によるとLG電子は来月1日から「社員・代理・課長・次長・部長」の従来の5クラスの職級体系を「社員・選任・責任」の3段階構造に単純化する。 社員の職級だけが従来と同様で、代理・課長は「選任」に、次長・部長は「責任」に統合する。

このような役割、能力、成果中心の新しい職級体系を通じて、LG電子は職員たちにより大いに成長する機会を提供し、自主的な組織文化を拡散させるという計画だ。

20日、LG電子はMC事業本部の随時組織改編も実施した。 彼らは△未来を先導できる革新的な事業アイテムを発掘するため、「先行商品企画FD」を新設 △製品の革新的な要素を強化するため、購買組織を「購買グループ」に格上げ △プレミアムモデルから普及型製品まで商品企画と開発を担当する「端末事業部」を組織した。

今月初めには次世代の成長動力とされる人工知能(AI)やロボットなどの開発事業の強化のため、組織改編も完了した。 CTO(Chief Technology Officer)部門に「人工知能研究所」と「ロボット先行研究所」を設立した。 これまで音声認識、映像認識、センサー認識などを研究してきた「インテリジェンス研究所」をAIを担当する人工知能研究所とロボット分野に集中するロボット先行研究所にそれぞれ拡大改編したのだ

サムスン電子は26日から両日間、グローバル戦略会議を開き、下半期事業案を模索する。 グローバル戦略会議は毎年6月と12月、二回開かれるサムスン電子の代表的な経営戦略会議で、業況に対する評価とともに、未来成長動力に対する意見を交わす「革新行事」だ。

先立って、サムスン電子は5月12日の組織再編を通じ、半導体事業部のDS部門内に「ファウンドリ事業部」を新設した。 責任経営や事業の競争力を強化して急速に成長している世界ファウンドリー市場に対応するためだ。

SKハイニックスは100%子会社であるSKハイニックス・システムICを来月1日、新規法人として発足させる。 このため、19日から新入ㆍ経歴社員の公開採用を進めている。

業界の関係者は"サムスン電子をはじめ、国内の代表的な電子メーカーは今年上半期の主力部門の好況に支えられ、最高の業績を上げている"、"しかし、金利引き上げなど国内外の不確実性が高く、安心できる状況ではなかっただけに、企業も警戒を緩めていない"と話した。
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