​現代車労組、業績悪化にも関わらず 6年連続スト強行

[​現代車労組、業績悪化にも関わらず 6年連続スト強行]



現代(ヒョンデ)自動車労組が今年、6年連続のストに突入した。

現代自動車の最大市場である中国でサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)報復の影響で販売量が半分に減るなど悪化の一途を辿っている中、労組は賃金と団体協約交渉は難航すると、ストを強行した。

国内自動車業界は現代車のストとともに、通常賃金、業績悪化など「3重古」に苦しみながら、競争力弱化に対する懸念の声が高まっている。

10日、関連業界によると現代車労組は同日午前11時30分から2時間、1組の勤務者らが部分ストに突入した。 さらに、2組の勤務者も午後8時20分から2時間ストライキを行う。

現代車労組は14日にも1組と2組がそれぞれ2時間ずつ、計4時間部分ストに乗り出す計画だ。

現代車労組は今回の週末から休日特別勤務も中断することにした。 今後の闘争計画は16日、争議対策委会議を開いて論議する計画だ。

労組の関係者は"会社側の交渉態度に変わりがない"、"会社が上半期経営実績の急落と対内外環境などの厳しい環境を強調し、労組の一方的な譲歩だけを強要している"と話した。

現代車労組は今年△賃金15万4883ウォンの引き上げ △純利益30%(自社株含む)の成果給支給 △4次産業革命と自動車産業の発展に備えた「総雇用保障合意書」締結 △完全な昼間連続2交代制(8時間+8時間勤務)の施行 △定年延長(現60歳から年金支給時期まで)などを要求している。

現代車は現在、中国のサード報復と米国市場の販売不振などの影響で経営危機を経験しているなど業績悪化を経験している。 現代車の今年上半期の純利益は前年比約34.3%減少した。

現代車の関係者は"厳しい経営状況を無視したストは非常に遺憾"とし、"ストを自制して交渉に集中して賃金団体交渉を早期に決着することに最善を尽くさなければならない"と話した。

労組のストで現代自動車の生産支障は避けられない見通しだ。 2012年から昨年まで5年間、労組のストによる現代車の生産支障台数は計34万2000台、金額では7兆3000億ウォンに達する。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기