小説家マ・クァンス死亡・・・自殺の可能性が大きい

[写真=聯合ニュース]


小説家マ・クァンス(馬光洙・66)元延世(ヨンセ)大学教授が5日、自宅のソウル龍山区東部二村洞のマンションで死亡したまま発見された。

5日午後1時50分ごろ、自宅で死亡しているのを家族が発見して警察に通報し、警察は自ら命を絶った可能性が高いと見て調査中だ。現場では自分の遺産は遺体を発見した家族に引き渡すという内容と、遺体の処理をその家族に任せるという内容の遺書が発見されたという。

1951年4月14日のソウル生まれで、延世大学国文科と同大学院卒業したマ・クァンス元教授は、1992年10月裁判の後、12月の盧泰愚(ノ・テウ)政権時代に拘束された。1993年に軍事政権没落後、地道に復職運動と復権運動が展開され、表現の自由や芸術の自由の侵害だという世論が明るみになり、議論の中心人物になったりもした。

1995年に懲役8月に執行猶予2年の刑を言い渡されたマ元教授は、延世大学で解職と復職を繰り返し、昨年8月定年退任した。彼の代表作に一つである「楽しいサラ」は、性的な議論で今も出版禁止状態だ。2007年、延世大学文科大学国語国文学専攻正教授になったマ元教授は、2016年1学期を最後に定年退職した。
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