会長の挨拶まで介入...度超えKB労組


12日、KB金融労組は汝矣島本店で記者会見を開き、“ユン会長の再任賛否の意思を問う組合調査に、使用者側の介入がかなり疑われる”とし“社内の匿名掲示板を通じて、世論操作を試みた情況もある”と主張した。

労組は5~6日前、従業員を対象に会長選任手続きの公正性とユン会長の再任の緊急アンケート調査を実施した。1万6101人中、1万1105人が回答した中でCookieの削除と端末操作で重複回答の不正があったと主張している。

しかし、使用者側はこれに対して“介入していない”と労使共同調査を要求した。KB金融関係者は“賛否投票に使用者側の介入の事実はないものと把握されている”とし“共同調査を通じて、組合で提起する疑惑と関連した問題が見つかった場合は地位の上下を問わず、厳重に対処する”と述べた。

このようなKB労組の動きに業界の一部では、批判を吐き出している。労組の過度経営干渉という主張である。また、他の金融会社に及ぼす影響も大きいという懸念である。何よりもKB労組が先に明らかにした推薦人事の取締役合流が実現されるのかに関心が集まっている。政府が7月に発表した国政運営5ヵ年計画に含まれている「労働者推薦理事制」の延長線だからだ。

KB金融労組では、他の目的ではないかという観測も出ている。銀行関係者は“労組推薦理事場合は、少なくとも銀行頭取、さらに会場を労組口に基づいて選ばれると見られる”とし“不正行為を正すことが望ましいが、経営陣の人事にも深く関与していることも良くない”と述べた。

KB労組の各種疑惑提起が、ユン会長の再任を前提にすると指摘した。他の銀行の関係者は、“人選がどのように進行されるかわからない状況で、ユン会長の再任を決めたような動きである”とし“労組側が何かをより引き出すために事前の作業をする雰囲気である”と述べた。

(亜洲経済オンライン)


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