造船会社「死の冬」


12日、造船業界によると、城東造船海洋は最後の船舶建造を今月中に仕上げて、来月初め頃船主に引き渡す予定である。

これにより、今年7月にギリシャのキクラデス社と最終契約した原油運搬船5隻の建造が開始されており、12月中旬までに城東造船海洋の慶南統営造船所は操業を中断することになる。

会社側は、債権団との協議を通じて乾燥段階的に投入された人員の休職を実施する案も検討中である。

城東造船海洋の関係者は、“造船所が完全に操業を中止するわけではなく、操業段階的に参加した人員を順次休ませている”とし“今年7月の受注量の建造操業開始を知らせるスチールカット(Steel Cutting、船舶設計図、図面に合わせ鉄板を切ること)が、12月中旬以降行われるためだ”と説明した。

現代重工業グループに所属する3つの造船会社とサムスン重工業も似たような状況である。特に現代重工業は、下半期の人材規模が5000人に達すると把握しており、すでに先月から有給休職と部門別休業、教育を実施している。

韓進重工業影島造船所の場合、5月に構造調整計画の一環として商船建造部門をなくし、軍艦など特殊船の建造のみに注力しており、商船建造に投入された人員が退社すると見られる。

今年に入って船舶受注量が増える傾向にもかかわらず、このような現象が発生する理由は、これまでの受注をできず、操業物量を使い果たしたか、受注を襲っ準備期間があり、操業スケジュールに空白が発生するからである。

造船業界の関係者は、来年上半期までは韓国造船産業の未来を決定づける最も重要な時期だと口を揃えている。

造船会社の関係者は“昨年末から10月の操業中断危機説が浮上している”とし“韓国の造船ビッグ3の場合、幸いなことに今年大型受注実績を上げたが、債権団の管理下にある中堅・中小造船会社は承認を受けられず、受注営業が事実上中断された状態である”と話した。

(亜洲経済オンライン)


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