10日、大宇造船海洋はオランダ1位造船業者であるダーメングループとマンガリア造船所株式売買契約(SPA)を締結したと明らかにした。対象持分は51%で、売却金額は約290億ウォンである。
大宇造船海洋は、今月29日までに売却を完了するという計画である。マンガリア造船所は先立って1997年に、大宇グループ系列会社だった大宇造船海洋とルーマニアの国営造船所である2MMSが合作して設立された。ルーマニア10大企業にも名前を上げたが、2008年グローバル金融危機以後は受注不振などに苦しんで完全資本蚕食に陥った。
このような理由で、大宇造船海洋は保有持分51%を全額損傷処理して、引当金を積むなどリスクの最小化に注力してきた。また、人材縮小を通じて競争力を向上して売却し、清算や修理では転換など多様な構造調整方案を模索した。
今回の売却は、2016年から続いたみな担いだグループとの綱引きが1年9ヶ月ぶりに結実を結んだ。
大宇造船海洋の関係者は“玉浦造船所を中心に、経営正常化に集中する”とし“今回の売却で子会社支援に対する負担がなくなり、財務構造は一層丈夫になるだろう”と話した。
一方、大宇造船海洋は2017年末まで達成することにした自救案累計目標2兆7700億ウォン中、約90%である2兆4800億ウォンを履行した。総自救目標額は、2020年までで5兆9000億ウォンである。
(亜洲経済オンライン)
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