JSAで亡命した北朝鮮兵士、「エリート副士官」である可能性が高い

[写真=聯合ニュース(13日午後、銃撃を受けたまま亡命した北朝鮮兵士が病院に運ばれている)]


板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)を越えて亡命した兵士がエリート副士官である可能性が高いと推定されている。

JSAは北朝鮮内でも人気が高い勤務地であり、比較的良い出身や家柄の子息たちが勤務しているという。南側と隣接したため党に対する忠誠心が高い家の子供たちを特別選抜して配置されており、JSAの北朝鮮軍兵士は朝鮮労働党への忠誠心が高い家庭の子息が選抜されるのが一般的であると知られている。そのため、亡命した兵士は比較的良い出身や家柄のエリート副士官である可能性が高いと推定されている。また、給食や衣服などの処遇も他の所より良いとされており、北朝鮮内でも人気の高い勤務地という。

板門店は1953年7月の朝鮮戦争の休戦協定を受け、韓国と北朝鮮の中立国監視委員会などが管轄する共同警備区域(JSA)があるところだ。南北軍事境界線上には中立国監視委員会や軍事停戦委員会などの施設を設置し、境界線の北側は北朝鮮軍が、南側は韓国軍が警備に当たっている。 特殊業務を引くJSAの特性上、北朝鮮は主に一般兵士より副士官をJSAに配置する。

一方、板門店での北朝鮮軍人の亡命は1998年2月と2007年9月にも発生したことがあるが、警備の厳しいJSAを通じての亡命は異例のことだ。  
 
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