「今会いに行きます」息子と決闘シーン、「本当の」自分の姿

「今会いに行きます」でスア役を演じたソン・イェジン[写真=エムエスチームエンターテイメント提供]



映画で作品の中の最高の名場面は何だろうか?、俳優の立場、観客の立場で選んだ名場面をかみ砕いて味わう。俳優が覚えているシーンの中の特別なエピソードと意味について話を交わすコーナーでは、映画「今会いに行きます」の主人公ソン・イェジンある。

映画「今会いに行きます」は、この世を去ったスア(ソン・イェジン)が記憶を失ったままウジン(ソ・ジソプ)の前に現れ、そこから始まる話を描いた作品である。同名の日本の小説を原作としている。

今回の作品でソン・イェジンは、この世を去った1年後に記憶を失ったまま帰ってきたスア役を引き受けた。スアは、自分がウジンと結婚し、息子ジホを生んだことも覚えていない。しかし、家のあちこちにある自分の痕跡や写真などを巡り、自分が覚えていない話が気になっていく。ウジンとジホとの時間を過ごし、失われた記憶と愛を確認していく。

ソン・イェジンが言及したシーンは、記憶を失って帰ってきたスアが、息子ジホとの時間を過ごす場面である。息子どころか、自分が結婚していたことも忘れてしまったスアは、「普通のママ」とは違う、他の姿で観客の笑いを誘う。

スアとジホの時間は徐々に二人の人物の関係を成長させる要素でもある。ジホに、「ママ」としての感情を感じなかったスアが、ジホに切ない母性を感じる過程が繊細に表現された。

ソン・イェジンの実際の姿が映し出されたスアの面々。息子、ジホとの愉快で幸せな時間が込められた場面は、「今会いに行きます」で確認することができる。

(亜洲経済オンライン)

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