国際線の燃油サーチャージ、再び引き上げ・・・来月から最高5万6千100ウォン

[写真=大韓航空・アシアナ航空]


国際原油価格の上昇の影響で国際線の燃油サーチャージが一ヶ月ぶりに再び上がる。

これにより、来月から発券する国際線航空券には移動距離によって片道基準、最高5万6千100ウォンの燃油サーチャージが追加で徴収される。

17日、航空業界によると、5月の国際線の燃油サーチャージは4段階から5段階に、今月より一段階上昇する。

国際線の燃油サーチャージは、昨年5月から9月まで0段階を維持して課されなかったが、昨年10月から12月までは毎月一段階ずつ上がり、今年2月から3月にもあがって5段階となった。しかし、国際原油価格が下落し、今月の燃油サーチャージは前月より1段階引き下げた4段階が適用された。

燃油サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの市況価格は平均値が150セント以上のとき、段階別に適用される。来月国際線の燃油サーチャージ基準になる先月16日から今月15日、シンガポールケロシン平均価格はバレル当たり81.66ドル、ガロン当たり194.43セントで5段階に該当する。

国際線の燃油サーチャージは距離が長いほど高くなる「距離に比例する区間制」方式が適用される。これによって大韓航空は500マイル未満から1万マイル以上まで計10段階に区分し、最低7千700ウォンから最高5万8千300ウォンの燃油サーチャージを付加する。ただし、大韓航空は現在10段階1万マイル以上路線がないため、実際の付加される最大燃油サーチャージは5万6千100ウォン(9段階)であり、大韓航空の最長距離路線は仁川~アトランタ(7千153マイル)区間だ。アシアナ航空は500マイル未満から5千マイル以上など、計9段階に分けられており、8千800ウォンから最高4万9千500ウォンまで付加される。

一方、前月1日から末日までシンガポールケロシンの平均価格がガロン当たり120セント以上のときに段階別に課せられる国内線の燃油サーチャージは、今月と変わらず4段階が適用されて3ヶ月連続4千400ウォンに凍結された。
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