LG電子、車両照明会社「ZKW」買収目前…「電装事業」加速

[LG電子、車両照明会社「ZKW」買収目前…「電装事業」加速]



LG電子のオーストリアの車両用照明会社「ZKW」買収交渉が早ければ今週中に仕上げられる見通しだ。

23日、電子業界によると、LG電子は26日、理事会で案件を議決した後、オーストリア現地で買収契約を締結することが分かった。

業界では今回の買収取引が実現される場合、規模が最大1兆4000億ウォンに達するものと観測している。 これはLGグループの買収合併の中では歴代最大規模だ。

LG電子の資金負担を軽減するため、持ち株会社の(株)LGが共同買収会社として持分40%以上を確保する案が有力だ。 LG電子は社内留保金や借入金で、(株)LGは昨年、シルトロンの売却でまとめた6000億ウォンで買収資金を提供する方式だ。

ZKWは1938年に設立されたヘッドランプなど車両用照明を生産する会社で、BMWやメルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボ、フォードなどのグローバル自動車メーカーを顧客に置いている。

ZKWの最近の3年間の売上額は年平均18%成長した。 とりわけ、証券街では今年一年の売上高は前年(12億ユーロ)比約10%増加した13億ユーロ(約1兆7000億ウォン)と推定している。

2016年、7400人水準だった人材規模も中国事業の拡大などで2017年9000人に増え、今年は北米市場の拡大により1万人にまで増加する見通しだ。

グローバル車両用照明市場はZKWとSLコーポレーション、イチコなど3社が寡占している構造だ。 LG電子がZKWを買収すれば、一気にこの市長のメジャープレーヤーになる。

LG電子がZKWを買収する場合、LGグループの自動車電装部品(VC)事業が大きく拡大し、グループ関係社とシナジー効果も高まるものと見られる。 LG電子は2013年、電装部品を生産するVC事業本部を新設して電装事業を強化してきた。
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