世界が注目する「米朝首脳会談」・・・地上派3社(KBS・MBC・SBS)、熾烈な生放送の競争予告

[写真=聯合ニュース(11日、トランプ米大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相の会談が行われる大統領官邸「イスタナ(The Istana)の前に取材陣が集まっている)]


地上波放送3社が12日、シンガポールで行われる米朝首脳会談の熾烈な生放送の競争を予告した。

まず、KBSはシンガポールに特別取材チームと中継スタッフなど40人あまりを派遣した。取材チームは取材記者14人と撮影記者、中継スタッフなどで構成されており、国際メディアセンター(IMC)と首脳会談の場所であるカペラホテルシンガポールの周辺、シンガポール駐在の北朝鮮大使館、米大使館など主要拠点で取材が行われる。

会談状況をより生々しく伝えるために地元のスタジオも設けられる。KBSニュース専用の野外スタジオは、米朝首脳会談の場所であるセントサー島カペラホテルから直線距離4.3km距離のMYPビル21階の屋外休憩空間に設置され、専門家たちも現地のスタジオに出演して深みのある解説を披露する。また、米国大使館と北朝鮮大使館、トランプ米大統領の宿舎と金正恩委員長の宿舎に中継人材と移動型LTEカメラなどを配置し、時々刻々と変わる現地の状況を伝える。

MBCは特別生放送「世紀の談判~2018 米朝首脳会談~」というタイトルで1泊2日間、現地のニュースを伝える。会談の前に両国首脳がシンガポールに到着した瞬間から、首脳会談が12日を過ぎて翌日までつながる可能性に備え、取材陣を含む放送関係者50人あまりが現地に出動した。特に、北朝鮮に23回も訪問して取材した経験があるキム・ヒョンギョン北朝鮮専門記者も、現地のスタジオで会談の意味や展望などを分かりやすく伝える。

また、国内スタジオにも南北関係、外交・安保、対米関係分野の多数の専門家たちが出演し、シンガポールから飛んできた情報をリアルに分析する。さらに、会談の結果が発表された後には関連分野の専門家が参加する対談・討論番組も準備中だ。最新システムも導入され、会談の内容は英語同時通訳を超えて通訳された内容をリアルタイムで画面に文字で表示される予定だ。

SBSは12日未明から20時間の特別生放送「2018 米朝首脳会談~平和を描く~」を準備した。SBSもシンガポール現地に40人余りの放送関係者を派遣し、シンガポール現地に韓米日の共同放送センターを構築した。このセンターには、米国のNBC、日本のNTVがSBSとともに特別生放送を進行する。他にもシンガポール公式国際メディアセンター(IMC)とホワイトハウスのプレスセンター、そして、韓国プレスセンターでの取材、送出はもちろん、韓米日の共同放送センターの取材制作スタッフとカペラホテル会談場の特別取材チームを通じて多面的な取材を行う。また、移動型LTE放送装備を両国首脳の宿舎と出入国の場所などに配置する。

一方、歴史的な首脳会談に世界中が注目しており、世界各国から3千人以上の取材陣がシンガポールに入る見通しだ。
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