文大統領、"米朝首脳、大胆な決断で韓半島非核化に大きな合意を期待"

[写真=青瓦台(大統領府)提供]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、「新しい韓半島(朝鮮半島)時代を望む全世界の人たちの願いが実現できるよう、(米朝)両国の指導者がお互いの要求を思い切って受け入れる大胆な決断を期待する」と述べた。

文大統領はシンガポールでの米朝首脳会談の前日である11日午後、青瓦台(大統領府)で首席秘書官・補佐官会議を主宰し、「全世界が待っていた米朝首脳会談がいよいよ明日開催される。もう両首脳の歴史的な出会いだけが残っている」と言及した。

文大統領は会議で、「戦争から平和への歴史的な里程標になることを期待する。今回の会談を通じて敵対関係の清算と、韓半島の非核化に対する大きな合意がなされることを望む」とし、「明日の会談が必ず成功するとの展望と期待を持っている」と会談の成功に期待感を示した。

さらに、「トランプ大統領と金正恩委員長の大胆な決断があったからここまで来ることができた」とし、「トランプ大統領は北朝鮮核問題の解決と韓半島の平和に対する強力な意志を実質的行動で見せ、金委員長は豊渓里の核実験場の廃棄など、先制的措置として会談成功の成功に向けた誠意と非核化の意志を見せた」と評価した。

特に、「根の深い敵対関係と北朝鮮の核問題が今回の首脳会談で一気に解決されることはできない」とし、「長いプロセスが終わるまで、南北米の真摯な努力と周辺国の持続的な協力が必要だ」と述べた。また、「北朝鮮の核問題と敵対関係の清算を朝米間の対話だけに頼ることはできない」と、「南北対話も並行していかなければならない」と主張し、「南北関係が良くなれば米朝関係も良くなり、米朝関係が良くなれば南北関係を一層発展させる好循環関係を作っていかなければならない」と指摘した。

さらに、国民に対し、「政府は韓半島の完全な非核化と平和体制が構築されるまで最善を尽くす」と、「いかなる状況でも、少なくとも韓半島問題だけは我々が主人公という姿勢と意志を失わないよう、国民が最後まで共にすることを願う」と明らかにした。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기