[LG化学、中国南京に2兆ウォン規模のバッテリー工場建立]
LG化学が約2兆ウォンを投資して中国南京市に電気車バッテリー工場を追加で建てる。 中国政府の電気自動車補助金政策が廃止される2020年以降、現地市場で覇権を握るための行動と見られる。
18日、業界と中国現地の外信などによると、キム・ジョンヒョンLG化学副社長(電池事業本部長)は中国江蘇省南京市を訪問し、江蘇省党委員長、南京市党委員長などに会って、開発区域に電気車バッテリー2工場を設立することにした。
LG化学は10月に着工し、来年10月に商業生産に入る計画だ。 段階的に規模を増やして2023年まで年間32GWhの生産能力を備える予定だ。 これはGMの純粋な電気自動車ボルト(60KWh)を53万台の生産できる規模だ。
現在、LG化学は中国南京1工場と国内の梧倉工場、米国のホーランド工場、ポーランドのブロツワプ工場を合わせて計18GWhの生産能力を保有している。 LG化学は2020年まで70GWhの生産能力を確保するという目標だ。
2015年10月に完成された南京1工場は今回の新工場で50キロ以上離れた南京市の経済開発区に位置している。 しかし、昨年、中国政府の牽制で、一時稼働率が20%台まで落ちた。 これに米国や欧州にバッテリーパッケージ(セル・モジュール・パック)を輸出してESS(エネルギー貯蔵装置)を供給しながら、最近は稼働率が80%まで上がった状況だ。
LG化学は中国で電気自動車補助金制度が廃止される2020年後を見通して先制的投資に乗り出す格好だ。 また、最近、韓中両国が友好的な関係が維持され、2020年以前に補助金リストに含まれるだろうという観測も今回の投資決定に影響を及ぼしたものとみられる。
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