SKイノベーション、中国常州工場の着工突入...バッテリー事業速度↑

[SKイノベーション、中国常州工場の着工突入...バッテリー事業速度↑]



SKイノベーションが中国常州に大規模なバッテリーセル工場を建てる。

これを通じてSKイノベーションは韓国・瑞山(ソサン)とハンガリー・コマロム、中国・常州をつなぐ「バッテリー三角編隊」を構築、グローバル電気車バッテリー市場を先導するという計画だ。 精油企業を超えて「グローバル総合エネルギー企業」に変身するのだ。

ユン・イェソンSKイノベーション・バッテリー事業代表は20日、ソウルウォーカーヒルホテルで開かれた「2018、利川(イチョン)フォーラム」で記者と会って"中国進出を長い間悩んできた"、"最近、常州で敷地を固める基礎工事を開始した"と明らかにした。

SKイノベーションが中国にバッテリーセル工場を建設するのは今回が初めてだ。 先立って、国内会社の中にはサムスンSDIとLG化学が2015年、中国にバッテリー工場を設立した。

◆韓国-ハンガリー中国つなぐ「三角編隊」構築

SKイノベーションは2月、ハンガリー工場を着工したのに続き、わずか6ヵ月ぶりに中国にも現地工場の建設に着手した。 後発走者のSKイノベーションがグローバル電気車バッテリー市場に本格的な競争を知らせる信号弾を撃ったわけだ。

韓国のバッテリーメーカーらは最近、2年あまりの間、サード(高高度ミサイル防衛システム)の影響で、中国政府から補助金の恩恵などを受けなかった。 しかし、SKイノベーションは中国が世界最大の電気自動車市場であるだけに、これ以上現地進出を先送りできないと判断したものとみられる。

特にSKイノベーションは韓国・瑞山(4.7GWh)、ハンガリー・コマロム(7.5GWh)、中国・常州(7.5GWh)工場を通じて2022年、電気自動車バッテリー20GWhの生産体制を構築するという計画だ。

SKイノベーションは今年に入って中国進出に向けた本格的な準備を整えてきた。 先月、中国の電気自動車産業と政府政策に実質的な影響力を行使する「電気車100人の会」に加入した。 また、清華大学と電気車バッテリー部門の共同研究に関して了解覚書(MOU)を締結した。

ユン代表は"SKイノベーションは電気自動車バッテリー市場の追撃者"と"NCM 811バッテリーを最近、電気自動車に供給するなど技術力は十分備えていると思う"と強調した。

◆"電気車バッテリーは第2の半導体"

SKイノベーションは電気自動車電池事業を現在、グループ内「実績孝子」の半導体のように拡大する計画だ。 キム・ジュンSKイノベーション総括社長はこの日、記者と会い"電気自動車バッテリー事業は第2の半導体"とした。 そして、"半導体(産業)は首位グループがリードすると、後発走者が追いつくのは難しい"、"バッテリー産業も「リソースインテンシブ(資源集中型)」なので、障壁が非常に高い"と説明した。

バッテリー事業は工場投資と研究開発(R&D)費用、バッテリー保証など莫大な費用がかかる。 先立って進出して市場を先取りして資本力を備えた韓国バッテリー業界に有利に作用しかねないという意味だ。

キム総括社長は"LGとサムスンなど韓国のバッテリーメーカーが全部一緒に良くやっている"、"これから3~5年間、ずっとリードしていくと、市場を持ってくることができる"と話した。

LG化学とサムスンSDI、SKイノベーションなど国内のバッテリー業界の技術力はグローバルトップレベルと評価されている。 実際、フォルクスワーゲン、ベンツ、BMWなど世界的な完成車メーカー各社が国内のバッテリー社と協業関係にある。 中国のCATLは現地会社に、パナソニックはテスラに集中的に供給することとは全く異なる。

そのため、業界では3世代電気自動車(1回の充電時には500キロ以上走行)時代が来れば、技術力が優れた韓国の企業が市場の主導権を握るという見方も出ている。

実際に中国政府が今年初め、長距離電気車に有利に補助金体系を変更すると、競争力のない中国メーカーが相次いで廃業している。

キム総括社長も"最近、中国(バッテリー)会社の80%以上がなくなった"、"今後、さらに消えそうだ"、今後のバッテリー市場の再編の可能性について言及した。
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