李首相、「私立幼稚園の不正、国民に詳細に知らせるべき」

[閣議の主宰する李洛淵首相[写真=聯合ニュース]]


李洛淵(イ・ナギョン)首相が16日、最近の国政監査で問題になった、私立幼稚園の不正関連、国民に詳細に説明することを教育部と教育庁に指示した。

李首相は同日、政府ソウル庁舎で国務会議を主宰し、「私立幼稚園の不正が明らかになり、国民の失望と怒りを呼び起こした」とし、「どの幼稚園が何を不正をしたのか、追加の不正はないか、不正については誰がどう責任を負うのか、今後どのように対策を立てるかなど、国民が知るべきことは、全部説明すべき」と述べた。

李首相は「一部の私立幼稚園は、国民の税金から出た支援金を個人用途に勝手に使った。毎年2兆ウォン規模の政府財政が私立幼稚園に支援されているが、管理と制御は作動しなかった」とし、「その上に、懲戒で罷免された前院長が引き続き勤務していたこともあった」と述べた。

また、来週開かれる来年度の幼稚園入学説明会について、「説明会でできるだけ多くの情報を保護者に提供すべき」とし、「来週まで充分に把握し、来週まで把握できないことは今後でも説明しなければならない」と言った。

李首相はまた、私立幼稚園の会計執行の透明化、保護者が参加する監視の常時化、教育機関の点検・監督充実などを含めた総合対策も注文した。

李首相は、閣議に出席した各省庁の長官に「国政監査は、政府が叱られる舞台であるが、むしろ国政を国民に最もバランスよく正確にお知らせできる機会にもなれる。そのようにしてほしい」と語った。

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