サムスン電子、AIの競争力強化に拍車...今月、モントリオールに7番目のAI研究所オープン

[サムスン電子、AIの競争力強化に拍車...今月、モントリオールに7番目のAI研究所オープン]



サムスン電子がAI(人工知能)技術の競争力の確保のために素早い動きを見せている。

サムスン電子が今月中にカナダのモントリオールに人工知能(AI)研究センターをオープンすることが16日、伝えられた。全世界的には7番目で、カナダだけでトロントに続き、2番目のサムスン電子AIセンターだ。

サムスン電子は昨年11月、韓国のAI総括センターの設立を皮切りに、今年1月に米国のシリコンバレー、5月に英国のケンブリッジ、カナダのトロント、ロシアのモスクワ、9月に米ニューヨークにグローバルAI研究センターを設立したことがある。

今回オープンすることになるモントリオールAIセンターは数十人の人員がスマートフォンとTV家電などに適用することが商用技術を開発する予定である。

先立って、サムスン電子は2020年までにAI機能をすべての家電製品に適用すると明らかにしたことがある。

実際、サムスン電子は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長を中心にAI事業の強化のため、全社的に力量を集中している。

李副会長は3日にも欧州とカナダなどに10日を超える出張に乗り出すなどAIをはじめとする会社の未来成長動力事業を点検し、海外の主要なパートナーと面談を持ったという。先月にはAI先行研究を担当するサムスン電子の総合技術院を訪問して技術戦略会議を開き、事業推進の現況と戦略などを確認した。

李副会長がAIに重点を置く理由は最近、ライバル社が追いかけてきた家電やTV、スマートフォン事業の突破口とされるからである。業界トップの座を守るため、サムスン電子はAIを2020年まですべての製品に適用するという方針だ。
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