韓国電力がベトナムの産業通商部とエネルギー事業分野での協力を強化することにした。
金鐘甲社長が22日、ベトナムのハノイでチャン・トゥアン・アイン商工部長官と会って、今年7月に着工した、ベトナム発電事業など電力事業の相互協力方案を論議したと23日、韓国電力が明らかにした。
チャン長官は「ベトナムの電力需要の伸び率は11%と予想される」とし、韓電が現在進めているギソン発電所建設事業の以外にも継続、ベトナムに投資してほしい」と要請した。
これに対して金社長は「電力産業界が直面した「エネルギー転換」と「デジタル変換」というパラダイムの大転換を機会にして、韓電は、伝統電力プロバイダからエネルギープラットフォームプロバイダに、一段階発展している」とし、「ベトナムのエネルギー新事業分野においても積極的に協力したい」と語った。
韓電はすでに受注した、ベトナムギソン発電所をはじめとして、ベトナム追加進出を狙っている。
ベトナム政府は、2020年まで毎年80億ドル、2021年から2030年まで毎年100億ドルの海外資本を誘致し、ギソン発電所ような効率が良い火力発電所を建設する計画である。
韓電の関係者は、「世界レベルの電力網技術を活用して、スマートグリッド(Smart grid)、エネルギー効率管理、電気自動車の充電、仮想発電所(VPP)など、ベトナムでのエネルギー新事業分野の協力をより拡大していくことと期待している」と述べた。
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