[CES 2019] サムスン「デジタルコックピット」1号は中国車…·来年発売

[[CES 2019] サムスン「デジタルコックピット」1号は中国車…·来年発売]



サムスン電子の「デジタルコックピット」が適用された1号車が早ければ来年発売される。 最初の協力業者は中国企業になる見通しだ。

サムスン電子のパク・ジョンファン電装事業チーム副社長は8日(現地時間)、米ラスベガスで開幕した「CES(国際電子製品博覧会)2019」で、"昨年、デジタルコックピットで初登場した後、中国メーカーの受注があった"とし、"早ければ来年、市場にデジタルコックピットが適用された最初の車を見ることができるだろう"と述べた。

デジタルコックピットはサムスン電子が2017年に買収した米電装会社「ハーマン」との協力で誕生した製品で、運転席と助手席の前方領域の車両便宜機能制御装置をデジタル電子機器で構成して作った装置だ。

デジタルコックピットを利用すれば、車の中で家庭にある各種電子機器などを制御できる。 また、車両内部では運転手と同乗者が画面、座席の位置、温度など個人別に最適化された環境の中で好みに合う音楽、映画などのコンテンツを楽しむことができる。

パク副社長は"中国メーカーの他にも昨年の夏頃、欧州企業の受注もあった"とし、"普通、自動車関連製品は展示会で公開されてから4年ほど後、市場に本格的に発売されるだけに、2021年下半期には中国以外の企業も成果が可視化されるだろう"と付け加えた。

また、パク社長は"ハーマンを買収してから1年10カ月が過ぎた"とし、"これまで全世界にあるすべての自動車メーカーを回りながら、デジタルコックピットを紹介してきただけに、シナジーはさらに拡大するだろう"と見通した。

国内自動車メーカーとの協力の可能性にも話した。 パク社長は"今回のCESで、イ・ウォンイク現代車社長などもサムスンブースを訪問する"とし、"多くの関心を持ってくれることを期待する"と述べた。

サムスン電子は今回のCESで、昨年よりさらにアップグレードした「デジタルコックピット2019」型も公開した。 昨年対比ディスプレイが3つ追加され、計6つのディスプレイで、個人別に最適の環境を提供する。

パク社長は"自動車はもはや単に自動車ではなく、家庭とすべての機器をつなぐもう一つの生活空間になるだろう"と強調した。
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