サムスン電子が最近、新しい概念の3次元(3D)モニター関連の特許を取得していることが分かった。
20日、情報技術(IT)専門メディア「レッツゴーデジタル」によると、サムスン電子は15日、米国特許庁(USPTO)から「3Dディスプレイ装置とユーザーインターフェース(UI)方式」に対する特許を承認された。
当該製品はスマートフォンやタブレットPCなどと連結できるモニター形態のディスプレイ装置だ。 既存の3D TVとは違って、メガネをかけなくても、ホログラム型の3Dコンテンツを体験できる。
3Dコンテンツを再生するだけでなく、自主的に作り上げることもできる。 前面にカメラが搭載され、現実の中の事物の形態とカラーを認識した後、画面に3Dの形で示す。 利用者がホログラムを触った場合、これを感知することもできる。 赤外線熱映像(IR)センサー、または超音波センサーを利用した統合感知センサーが活用される見通しだ。
サムスン電子の「ギャラクシー」スマートフォンとの連動も可能だ。 スマートフォンで画像通話をする場合、通話相手の映像をモニターを通じて3Dホログラムで具現できるものと見られる。
これに先立って、サムスン電子は昨年11月、世界知的財産権機構(WIPO)にフォルダーブルフォン関連の特許を出願している。 当該特許はフォルダーブルフォンにホログラムとプロジェクター機能を搭載し、3D映像を虚空に投射する方式についての内容だ。
サムスン電子が2ヵ月間に相次いで3D関連特許を出すことに対し、業界では今後も関連分野の研究開発(R&D)に拍車をかけるものと見込んでいる。 3Dホログラムが実生活に染み込み始めた兆しが現れ、サムスン電子もこれに対応しているという解釈だ。
これに先立って、昨年11月、米国では3Dホログラム機能のあるスマートフォンが正式に発売されたこともある。 映画撮影用カメラメーカーのレッドが発売した「ハイドロゼン」は別途の眼鏡なしに、3D立体映像はもちろん、仮想現実・増強現実・混合現実コンテンツも具現可能である。
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