ロッテケミカル、4Qの営業益1016億ウォン…前年比85.8%↓

[ロッテケミカル、4Qの営業益1016億ウォン…前年比85.8%↓]



ロッテケミカルが昨年4四半期の市場予測値を大きく下回る「アーニングショック」を記録した。

米中貿易紛争をはじめ、対外的リスクのため、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など主力製品の価格が大幅に下落した点が痛かった。 麗水・蔚山工場の定期補修をはじめとする一回性の要因も足を引っ張った。

ロッテケミカルは昨年4四半期(連結ベース)1016億500万ウォンの営業利益を上げたと12日、公示した。 これは前年同期(7164億9800万ウォン)比85.8%減少した数値だ。 直前の四半期(5036億4300万ウォン)よりも79.8%下落した。 当期純利益も1018億9200万ウォンで、前年同期(4967億ウォン)より79.5%減少した。 売上高も3兆8439億6200万ウォンで、前年同期(4兆349億8200万ウォン)より4.7%下向き曲線を描いた。

投資情報会社のFNガイドによると、昨年4四半期のロッテケミカルの実績コンセンサス(展望値)は営業利益1905億ウォンだった。 韓国の証券会社が提示した推定値を約890億ウォン下回ったわけだ。

最も大きな悪材料は主力化学製品の価格が大幅に下がったことだ。 一例としてPP製品の価格は昨年10月、1t当たり1244ドルから12月1t当たり1050ドルまで急落した。 そのほか、ほかの化学製品の価格もほとんど下落を免れなかった。

昨年下半期に実施された麗水及び蔚山工場の定期補修と12月の停電による稼動中断なども実績悪化のもう一つの原因に挙げられる。 このため、1000億ウォン以上の一回性費用が発生したものと推定される。

そのほか、主要子会社のロッテ先端素材やロッテケミカルタイタンも貿易紛争による中国市況の悪化や原油価格の騰落などで、全般的な収益性が減少した。

年間業績の流れも良くなかった。 ロッテケミカルの昨年の営業利益は1兆9686億ウォンで、前年度より33%減少した。 当期純利益も1兆6784億ウォンで、27%減少した。 ただし、売り上げは16兆5450億ウォンで、前年より4%増えた。 売上は創業以来、史上最大規模だ。 営業利益率も10%以上の安定的な水準を維持した。

今年は上半期中に本格的に稼動する米エタンクラッカー(ECC)工場を前面に出し、実績の持ち直しを狙っている。 このため、年間営業利益が約2000億ウォン増加するものと期待される。 マレーシアのタイタン工場の増設物量効果ももう一つの好材料だ。

一方、ロッテケミカルは普通株1株当たり1万500ウォンの決算現金配当を実施し、株主権益を持続的に強化する予定だ。
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