飲酒パイロットや整備士に資格停止処分確定・・・航空会社4社に課徴金33億3千万ウォン賦課

[写真=アイクリックアート]


飛行前の飲酒取り締まりで摘発され、昨年12月に資格停止90日と60日の処分を受けたジンエアー操縦士と済州航空の整備士が、再審でも原処分確定の判断を受けた。

国土交通部は8日、今月7日に航空分野の行政処分審議委員会を開き、航空安全規定を違反した航空会社4社に課徴金33億3千万ウォンを賦課することを決めたと明らかにした。

ジンエアーの操縦士は、昨年11月14日、清州(チョンジュ)空港のジンエアー事務室で国土部の安全監督官が実施した飲酒測定の結果、血中アルコール濃度基準値0.02%以上にあたる「不可(Fail)」判定を受けた。昨年12月、審議委は「操縦士の飲酒飛行は、安全に深刻な脅威を与える行為である」とし、資格停止処分を基準60日より50%上方修正し、90日に決めた。また管理・監督の責任があるジンエアーには4億2千万ウォンの課徴金を課した。

済州航空の整備士は、同月1日に済州空港にある済州航空整備事務所で行った国土部の飲酒取締りで、血中アルコール濃度0.034%で摘発された。当時、審議委は摘発された整備士に資格停止60日処分を下し、済州航空にはこの件で課徴金2億1000万ウォンを課徴金処分した。審議委は7日に開かれた再審でも、2人の処分を確定した。済州航空は他にもブレーキの冷却時間を遵守せず、航空機の離陸中止事態を起こした事故で12億ウォンの課徴金を、該当操縦士2人と整備士にはそれぞれ資格停止30日の処分が下された。

ティーウェイ航空は2016年8月、仁川空港に着陸中に航空機後方胴体が滑走路に接触した事故で、再審で課徴金3億ウォンが確定した。これは航空会社の再発防止努力を考慮して、再審では2分の1に減軽された処分だ。

アシアナ航空は昨年7月、航空機が滑走路を走行中にタイヤの圧力減少メッセージが表示されたが、適切な措置を取らず運航を敢行して課徴金6億ウォン処分を受けた。アシアナは昨年6~8月、B747航空機の燃料指示系統に欠陥があったにもかかわらず整備記録にきちんと残ってなく、課徴金6億ウォン処分も追加で受けた。さらに、該当整備士2人にはそれぞれ資格停止15日の処分が下された。

イースター航空は過去3年間、危険物教育日誌を虚偽に作成・提出していたことが摘発され、課徴金4億2000万ウォの処分を受けた。

その他、身体検査で主な病歴偽って記載した大型航空会社の操縦士には、2年間の航空身体検査証明発給の不許可処分が下された。

国土部の関係者は「今後も航空安全監督の活動を強化し、安全法違反が確認される場合には厳重に処分し、類似違反事例の再発がないよう管理する」と述べた。
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