"8K、量子ドット(QLED)、超大型、ライフスタイル製品を拡大し、プレミアムTV市場のリーダーシップをさらに強固にする。"
サムスン電子のキム・ヒョンソク消費者家電(CE)部門代表取締役社長は20日、ソウル江南(カンナム)のサムスン瑞草社屋で開かれた「第50期の定期株主総会」で、このように強調した。
キム社長は"超大型TVは従来の75型と82型から98型までラインナップを拡大し、QLED TVラインナップの半分を超大型で構成する"と話した。
また、"人工知能(AI)が搭載されたクァンタムプロセッサーを利用し、FHD(超高画質)や4Kコンテンツまで8Kに自動変換してくれる機能を積極的に掲げ、市場を急速に拡大していく計画"と説明した。
さらに"今年の家電市場はビックデータ、クラウド、音声人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)の導入拡大で、競争がさらに深まるだろう"としながらも"革新製品を発売し、これを基に収益性に基づいた成長を実現する"と強調した。
特にマイクロ発光ダイオード(LED)を搭載した製品を発売し、従来と違う視聴経験を提供し、世界のすべての空間がスクリーン化される、いわゆる「スクリーンエブリウェア(Screen Everywhere)」時代の事業主導権を先取りするという目標も打ち出した。
生活家電事業については"さらに深く消費者を研究して世の中を変化させる新概念の家電を持続的に発売する計画"とし、"B2B(企業間取引)事業では建築業者、家具メーカー、設置専門会社との協力を強化する"と説明した。
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