「エイプリルフール」で20%上がったビットコイン...貨幣の代わりになることができるか

[写真=アイクリックアート提供]


仮想通貨の代表であるビットコインが一時期、20%以上急騰した。これで5カ月ぶり​​に500万ウォンを突破したのはもちろん、仮想通貨市場が再び生き返ることではないかという期待心理さえ高まっている。

問題は今回の上昇の原因が明確ではないことにある。複数の推測が提起されている中でエイプリルフールという理由が最も力を受けている。事実なら、事実上ビットコインが貨幣の代わりになれないことを認めたことになる。

3日、仮想通貨取引所Bithumbによると、同日午前7時30分現在、ビットコインは前日より13.5%上昇した540万ウォンで取引されている。

前日、一時ビットコインは23%まで上がり、ビットコイン上昇に支えられ、イーサ、リップル、ライトコインなど他の仮想通貨相場も一緒に上昇した。

今年初めから300万〜400万ウォン台で低迷したビットコインが一気に反転を図ったのだ。

突然の急騰にいろんな理由が提起されているが、現在最も有力な説はエイプリルフールである。

米国のオンラインメディアは1日、米国証券取引委員会(SEC)が2件のビットコインETFの申請を受け入れたと報じた。この日は当初、審査結果を発表することにした日だった。

このメディアは、SECが発表したようにTwitterニュースも作って添付した。

しかし、これはエイプリルフールのいたずらだった。記事の下部には、「ジェイ・クレイトンSEC委員長が「祝エイプリルフール」という言葉を残した」と書いている。予定された審査結果の発表は45日後の5月16日に延期された。

ビットコインを新しい貨幣の代わりにするには、あまりにも不安定であることが再び証明されたのだ。

初期、ビットコインは「最も完璧な貨幣」と呼ばれたりもした。金のような安定した価値を持つ保存手段になるという期待感も少なくなかった。

仮想通貨業界の関係者は「今回のビットコイン上昇の原因がエイプリルフールということが立証されれば、仮想通貨は価格変動性、取引量、需要の側で価値保存手段や取引用として使うには適していないという事実を改めて確認すること」としながら「今すぐはビットコインの価格が上がって期待感が高まるだろうが、中長期的に見ればむしろ悪材料」と述べた。
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