麻薬投薬の容疑で逮捕されたロバート・ハリー、拘束令状棄却で釈放へ

  • 水原地裁"証拠隠滅の恐れがなく、拘束する事由と必要性を認めるのは難しいと判断"

[写真=聯合ニュース(拘束令状が棄却され、10日午後釈放されたロバート・ハリーが水原南部警察署を出ている)]


米国出身弁護士タレントのロバート・ハリー(60)が警察から釈放された。

10日、ヒロポン(メタンフェタミン)投薬の疑いで逮捕されたロバート・ハリーの拘束令状が棄却された。

水原地裁はバク・ジョンジェ判事の審理で、ロバート・ハリーの拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を開いた後、検察が請求した逮捕状を棄却した。

裁判所は「ロバート・ハリーの犯行事実に対する証拠資料の大部分が収集された」とし、「過去2回の麻薬投薬容疑に対する処罰もなく、証拠隠滅の恐れがない。拘束する事由と必要性を認めるのは難しいと判断する」と令状棄却の理由を明らかにした。

先立って警察は8日午後、ソウル江西区のある駐車場でロバート・ハリー逮捕し、水原南部警察署に入監した。2回の調査を経て9日拘束令状を申請した検察は、同日、裁判所に拘束令状を請求した。

釈放されたロバート・ハリーは、拘束令状が棄却された直後の10日午後7時55分頃、拘禁されていた京畿水原南部警察署から出た。

この日、ロバート・ハリーは待機中の車に乗り込む前に取材陣の質問に「申し訳ありません」と短く答え、離れて行った。

一方、京畿南部警察庁サイバー捜査隊は、ロバート・ハリーが麻薬をしたという情報を入手した後、捜査を行ってきた。8日午後にはソウル江西区のある駐車場で麻薬類管理に関する法律違反の疑いでロバート・ハリーを緊急逮捕した。

警察の調査の結果、ロバート・ハリーは3月末、麻薬販売者の口座に数十万ウォンを送金し、ソウルの家ではヒロポン投薬に使われたものと推定される注射器1個が出てきた。麻薬簡易検査でもヒロポン「陽性」の反応が出た。

ロバート・ハリーは逮捕後の調査で、先月末、インターネットを通じてヒロポンを購入し、4月の初めに投与したとして犯罪事実の一部を認めた。

事件を担当している京畿南部地方警察庁サイバー捜査隊は、ロバート・ハリーを不拘束捜査で調べを続けていく方針だ。
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