[グローバル株式市場] 米FOMC議事録公表、「金利凍結の再確認」・・・ダウ指数0.03%↑

[写真=XINHUA・聯合ニュース(米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長)]


先月に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録発表を注視しながら、10日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が取引中小幅上昇で取引を終えた。ダウ指数は前取引日比6.58ポイント(0.03%)上がった2万6157.16で取引を終えた。S&P500指数は10.01ポイント(0.35%)上昇した2888.21で、ナスダック指数は54.97ポイント(0.69%)上がった7964.24で終えた。

この日公表されたFOMC議事録の内容は、金利引き上げの既存の凍結立場を再確認するレベルであった。連邦準備制度(Fed・連銀)は、「大多数の委員は、経済見通しの変化と今後のリスクなどを考慮して、今年は基準金利を凍結するのが妥当であると判断した」と明らかにした。

議事録によると、一部の委員は経済成長が長期トレンドライン上昇に描かれる場合、年末頃には利上げを考慮しなければならないと主張したことが分かった。

第1四半期の米国企業の業績不振に対する懸念の声が大きくなる中で、予想よりも良好な実績を示した企業が目を引いた。デルタ航空は第1四半期の純利益と売上高が市場の期待を上回り、最近再上場に成功したリーバイスも前年同期比売上が7%増加して上昇した。

米国3月の消費者物価は前月比0.4%増加し、市場予想の0.3%増を上回った。ただし、食料品やエネルギーを除いたコアインフレ率は予想よりも低い前月比0.1%の増加にとどまった。

ヨーロッパ各国の主要株価指数も、英国の株式市場を除くすべての国が上昇傾向を見せた。英国FTSE100指数は前日比3.66ポイント(0.05%)下落した7421.91で終了した。ドイツ株価指数のDAX指数は55.34ポイント(0.47%)高の1万1905.91を記録した。ユーロ・ストックス50指数は7.43ポイント(0.22%)上昇した3424.65で、フランスのCAC40指数は13.46ポイント(0.25%)上昇した5449.88でそれぞれの取引を終えた。
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