[独自] 飲み物まですべて値上げ・・・ミネラルウォーターも価格の引き上げ

  • GS25、PBミネラルウォーター 100〜200ウォン引き上げ・・・・ホームプラスPB商品も値上げ

[写真=GSリテール提供(GS25が販売しているPBミネラルウォーター)]


焼酎、ビールに続いて飲料水(ミネラルウォーター)の価格も上昇した。特に小売業者は飲料販売が急増する夏のシーズンを控え、マージン率が高い自社ブランド(PB・プライベートブランド)のミネラルウォーター製品の値上げで損失を埋める作業に乗り出した。

29日コンビニ業界によると、国内シェア2位のGS25は、PBミネラルウォーター「ユーアス(YOU US)マルグンセンムル(真清水)」500㎖ペットボトル製品の価格を従来の500ウォンから600ウォンに100ウォン引き上げた。2ℓの製品は、1000ウォンから1200ウォンに200ウォンも上がった。

シーユー(CU)とセブンイレブンなど国内3大コンビニの中で、今年に入ってPBミネラルウォーターの価格を上げたのはGS25が唯一だ。

GS25の運営会社であるGSリテールは、昨年コンビニを除いてヘルス・アンド・ビューティー(H&B)の「ララブラ(Lalavla)」で254億ウォンの損失を記録した。GSスーパーマーケット部門も19億ウォンの赤字を出した。

GS25の関係者は「ユーアス・マルグンセンムル」の製品名と水源地を変えて、「ユーアス智異山マルグンセンムル」に新しくリリースしながら価格を調整することになった」と説明した。しかし、物流費に大きな差がない水源地の変更が値上げの直接的な原因にはならないというのが業界の見方だ。

大型マートもミネラルウォーターの価格を上げた。ホームプラスはPBのミネラルウォーター「シンプラス(simplus)バルンセンムル」2ℓの商品価格を今年初め300ウォンから420ウォンに40%引き上げた。シンプラスは昨年3月、イム・イルスン社長がホームプラス赴任後、公式の席上で初めて発表した野心作だ。

「コストパフォーマンス」を標榜するブランドと掲げたが、実績に対する圧力に耐えられず、1年で値上げたとみられる。ホームプラスの営業利益は、2016年の3090億ウォンから2017年は2384億ウォンに減った。

ホームプラスの関係者は「大型マートのPBミネラルウォーターは、他の製品と合わせて割引をするなど低価格のマーケティングイベントが頻繁に行われるため価格の変動がある」と説明した。しかし、シンプラスのミネラルウォーター単品価格は引き上げを重ねただけで初期販売価格の300ウォン以下に値下げたことがない。

PBは流通会社が独自で製造・販売する。そのため、一般的なブランド製品よりも流通会社が持っていくマージン率が5〜10%ポイント高い。企業がマージン率を調節することができるので消費者価格も手頃な値段である。コンビニ全体の売上高のPB比率は平均40%台に迫る。特にミネラルウォーターは上位3位以内に入る売上高には欠かせない品目だ。

流通会社PBではない主要なミネラルウォーターのブランドも価格を一斉に上げた状態だ。「三多水(サムダス)」を製造・販売している済州特別自治道開発公社は、昨年の出庫価格を7〜10%上げた。コンビニ基準で三多水500㎖の販売価格は現在950ウォンだ。市販のミネラルウォーターの中で最も高い。同年農心も「白山水(ペクサンス)」の出庫価格を7.8%引き上げた。

ただし、ロッテ七星飲料は2015年以来、主力製品「アイシス8.0」の価格をそのまま維持している。ロッテ七星の飲料関係者は「今年も値上げは検討していない」と述べた。
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