北ミサイル、「北朝鮮版イスカンデル」に絞られ・・・「核弾頭で韓国全域の打撃を示唆」評価
ロシアのイスカンデルと高度・飛行距離など特徴類似
スカッドB・スカッドCをそれぞれ1発ずつ撃った可能性も提起
"核弾頭搭載可能、韓半島内の在韓米軍どこでも打撃"

양정미 기자

登録 : 2019-05-10 09:41 | 修正 : 2019-05-10 15:31

[写真=聯合ニュース(北朝鮮の「北極星2型」ミサイル) ]


北朝鮮が今日の午後4時29分と4時49分頃、平安北道(ピョンアンプクド)亀城(クソン)付近から発射した短距離ミサイル(推定)が「北朝鮮版イスカンデル」と狭められている。

ロシアが2006年に実戦配備したイスカンデル(ISKANDER)地対地ミサイルの場合、この日発射された短距離ミサイルのように高度が50㎞くらいと評価され、射程距離の範囲が最低50~60㎞から最大500㎞まで広いという特徴が似ているためだ。

この日発射された短距離ミサイル2発の飛行距離がそれぞれ420㎞と270㎞に差があるという点で、射程距離 300㎞のスカッドB、 射程距離 500㎞のスカッドCをそれぞれ1発ずつ撃った可能性も提起されている。しかし、飛行高度が約50㎞に低く、軍当局の推定では除外される雰囲気だ。

慶南大学のキム・ドンヨプ極東問題研究所教授は「諸元と性能を類推してみると、射程距離が500kmまで可能であり、韓半島全域が範囲に含まれる」とし、「イスカンデル級は弾頭重量が500kg以上で核弾頭搭載も可能だ」と懸念した。

続いて「(北朝鮮が)韓半島どこでも打撃ができる。特に、龍山(ヨンサン)、烏山(オサン) 、平沢(ピョンテク)、大邱(テグ)、釜山(プサン)など、韓半島全域の在韓米軍を対象とすることができるという点を明確にしている」と評価した。

一方、平安北道の亀城 一帯は大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめとする中長距離級ミサイル試験発射が頻繁な地域である。

2016年10月、ムスダン(BM-25・北朝鮮名火星-10)ミサイルを2回打ったのに続き、2017年2月12日には固体燃料エンジンの準中距離弾道ミサイル(MRBM)「北極星2型」を初発射した。
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