ワンストア、グーグル独占「アプリマーケット」市場を揺さぶる・・・早ければ7月に海外通信会社とグローバル進出

  • 有名グローバルIT企業と提携、7月中に海外進出の信号弾予想

  • 「グーグル対抗のためにプラットフォーム事業に参加しようとするグローバル企業が増え」

  • サムスンのスマートフォン「ギャラクシーストア」によるグローバル進出路も確保

[写真=ワンストア]


韓国のアプリマーケットであるワンストア(ONE STORE)が早ければ7月、海外市場に進出する。スマートフォンの基本運営体制(OS)アンドロイドを提供するグーグルが独占するグローバルアプリマーケット市場の揺さぶりに乗り出す計画だ。

22日、関連業界によると、ワンストアがグローバルIT企業と事業提携に向けた水面下での作業を進めている。計画通りに連携が実現されれば、6月末から7月初めに契約を締結する。ワンストアは今回の提携を通じてスマートフォンにワンストアアプリを基本搭載する方式など、様々な協力を推進する。

ワンストアと協力することになるグローバル企業はまだ公開されていないが、会社名を聞くだけでも分かるグローバルキャリアやスマートフォンメーカーであるという。

ワンストアの関係者は「グーグルが提供するグーグルプレイに対抗するため、最近、プラットフォーム事業を一緒にしようというグローバル企業が増えている」とし、「近いうちにグローバル企業との協力が行われるだろう」と述べた。ワンストアは、これらの企業と様々な協力を構築して今後20〜30カ国に進出するというのが目標だ。

特にワンストアはグーグルのホームグラウンドである米国進出も準備している。サムスンのスマートフォンにインストールされたギャラクシーストアを通じて進出路はすでに確保した状態だ。世界中でスマートフォンを販売しているサムスン電子と協力し、ギャラクシーストア内のワンストア入店ゲームを含ませる計画だ。まだサムスン電子側との詳細な協議が残っていると伝えられたが、下半期には米国を皮切りに海外進出を本格化するというのがワンストアのセカンド戦略だ。

今回のグローバル進出計画は、昨年7月にワンストアが出した「破格的な手数料引き下げ政策」に続くもう一つの挑戦という評価だ。すでに「手数料引き下げ政策」を通じて国内アプリマーケット市場で効果を得たワンストアが、海外に目を向けたという分析だ。

実際、ワンストアの手数料引き下げ政策は的中した。グーグルとの本格的な競争のため、既存の30%の手数料を20%に引き下げたが、その結果、80%の市場シェアを維持していたグーグルを70%台に引き下げることに成功しました。これにより、昨年第4四半期にはゲーム部門の売上高が四半期史上初めて1000億ウォンを突破した。

しかし、グーグルがいつまでワンストアの成長を黙認するかはわからない状況だ。グーグルはまだ手数料30%を維持しているが、最近「グーグルプレイポイントプログラム」を発売しながらワンストアを牽制し始めた。グーグルのポイントプログラムが破格的なものではないが、初めて韓国ユーザーのための恩恵を提供したという点で注目された。

ワンストアのイ・ジェファン代表は「手数料の構造を革新したように、グローバル進出の際にも道を開いてくれる共生に焦点を合わせる計画だ」とし、「これによって3年以内にグーグルには非常に脅威的な存在になる」と強調している。

ワンストアはグーグルに対抗するために2016年、SKテレコム、KT、LGユープラスなどの移動通信3社とネイバーが団結して作った韓国独自のアプリマーケットだ。SKテレコムとネイバーが株主社に参加し、KTとLGテレコムは共同事業者として参加している。ワンストア会員数は4700万人、年間取引額の規模は5000億ウォンだ。
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