「パラサイト」がありがたいCJENM・バルンソンE&A

[写真=亜洲経済 ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com(27日午後、新作「パラサイト」で第72回カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督が、主演俳優ソン・ガンホと一緒に仁川国際空港を通じて帰国した)]


映画「パラサイト」の風が株式市場にも吹いた。

27日、バルンソンE&AとCJENMの株価は、コスダックでそれぞれ29.90%(価格制限幅)、1.44%が上昇した。ポン・ジュノ監督がパラサイトでフランス・カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得したおかげだ。バルンソンE&AとCJENMは、それぞれ映画制作と投資・配給を引き受けた。

CJENMは低価行進からも脱した。同社の株価は今年に入って24日まで10%以上下がった。24日には52週目の新たな低価記録だった18万ウォンまで落ちたりした。

パラサイトはCJENMだけでなく、系列会社の株価も復活させた。CJ CGVの株価は映画館の収益に役立つだろうという期待感で2%以上上昇した。同社の株価も今年に入って10%以上下落していた。

興国(フングク)証券のソン・ジェギョン研究員は「CJENMは第2四半期の映画パラサイトに支えられ、業績が改善されるだろう」と述べた。ハナ金融投資のイ・ギフン研究院は、CJENMの目標株価を27万5000ウォンに見通しだ。株価が今より50%近く上昇できるということだ。

バルンソンE&Aの株価は、時価から価格制限幅まで上がった。出来高は今年に入って最も多い1124万株に達した。同社の株価は今年に入って106%に近く上昇した。映画パラサイトが早目に興行を予告したおかげだ。系列会社であるバルンソンの株価もこれに伴って価格制限幅まで上がった。

パラサイトに投資したカンパニー・ケイの株価もストップ高を記録した。今月23日に上場し同社の株価は、公募価格を3倍以上上回っている。同じく投資に直・間接的に参加したアールエフセミとモービスの株価もそれぞれ4%と1%ほど上昇した。
 
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