[グローバル証券市場] 米連邦準備制度理事会、「景気拡大のために必要措置を検討」・・・ニューヨーク株式市場の上昇 ダウ2.06%↑

[写真=聯合ニュース(米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長)]


4日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の利下げ可能性の発言に上昇で取引を終えた。ダウは前取引日比512.40ポイント(2.06%)上げた2万5332.18で終えた。S&P500指数は58.81ポイント(2.14%)上昇した2803.27で、ナスダック指数は194.10ポイント(2.65%)回復した7527.12で取引を終えた。

市場は利下げの可能性に肯定的な反応だ。この日、ジェローム・パウエル米連邦準備制度(Fed・連準)議長は、「貿易問題が今後、米国経済の見通しに及ぼす影響を注視する」とし、「景気拡張のために適切な措置をとる計画だ」と明らかにした。

パウエル議長はインフレ鈍化に対しては懸念を示した。彼は「経済状況が良好な状態でも、インフレが持続的に目標値を満たせない場合、インフレ期待低下を防ぐのは難しい」と警告した。

市場は米連邦準備制度理事会の利下げの可能性に重きを置いている様子だ。TSロンバードの主任米国エコノミスト、スティーブ・ ブリッツ氏は「米国の貿易戦争で邦準備制度理事会の利下げ時期が繰り上げられる可能性がある」とし、「さらに、昨年断行した金融引き締めの効果が今になって表れているうえ、財政浮揚効果も徐々に弱まっている点などを考慮すると、近いうちに利下げが予想される」と分析した。

米国とメキシコの間の葛藤はかなり和らいた雰囲気だ。ワシントンポストによると、現在、米国共和党議員は、メキシコに対する関税が米国企業と消費者に及ぼす影響について懸念している状態だ。

経済指標は市場予想より良好だった。米商務省は同日、「4月の米工場財受注実績は、直前比0.8%減少した」と発表した。ただし、市場予想の1.1%減少よりは減少幅が少なかった。

欧州主要株式市場は上昇で取引を終えた。英国FTSE100指数は前取引日比29.49ポイント(0.41%)上げた7214.29で終了した。ドイツのDAX指数は178.36ポイント(1.51%)高の1万1971.17を記録した。汎欧州指数のストックス50は33.27ポイント(1.01%)上昇した3333.49で、フランスCAC40指数は26.80ポイント(0.51%)増加した5268.26でそれぞれ取引を終えた。
 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기