予測不可能なトランプ・・・南北米DMZ会合、ツイッターは知っていた?

  • 「会う計画ない」と明らかにした金正恩委員長とサプライズ会合実現・・・ツイッターなどの公開発言は反戦連続

  • キム・ジョンウン委員長とびっくり会合成立。ツイートなど公開発言反転連続

  • 文「トランプ、ツイートを通じて全世界に大きな希望・・・韓半島に平和の花が満開している感じ」

[写真=聯合ニュース]


南・北・米首脳の板門店「サプライズ会合」は、まさに劇的なドラマだった。トランプ式の予測不可能な動きの決定版として、トランプ大統領の「勝負師」の気質から始まった前代未聞の歴史的事件という評価が出てくる。トランプ氏は、この巨大な構想をツイートをはじめとする公開発言でそれとなく流し、再び収めたりすることを繰り返して期待感を極大化した。

トランプ氏と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の非武装地帯(DMZ)会合の可能性は、最近、両首脳の親書外交が復元され、水面上に浮上し始めた。トランプ大統領は今月11日、記者たちに金委員長から「美しい親書」を受けたと発表した。6・12シンガポール第1回米朝首脳会談の1周年を翌日に控えた日だった。トランプ大統領は当時、「私たちは非常に良い関係を持っている。とても肯定的なことが起こると思う」と述べた。第 3回米朝首脳会談については、「そんなことが起こる可能性がある。今後、適切なタイミングで行われることを望む」との可能性を開いておいた。

トランプ大統領は24日にも記者たちに金委員長と非常に友好的な親書を交わしたと、第3回米朝首脳会談の早期実現に対する待感を刺激した。

トランプ大統領が金委員長とのDMZ会合の可能性を初めて具体的に示唆したのは29日午前、ツイッターを通じてだった。主要20カ国(G20)首脳会議に出席するために日本の大阪に滞在していた彼は、ツイッターで「中国の習近平主席との会談を含めて非常に重要ないくつかの会談を行った後、私は日本を離れ(文在寅大統領と)韓国に向かう」とし、「そこにいる間、北朝鮮の金委員長がこれを見るなら、私はDMZで彼に会って握手しながら挨拶(say Hello)をすることができるだろう」と書いた。

これに対して文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日午前、青瓦台(大統領府)で開かれた韓米首脳会談で「トランプ大統領が昨日のツイートを通して全世界に大きな希望を与えた」とし、「私はそのツイートを見ながら韓半島に平和の花が満開していると感じた」と述べた。トランプ大統領はついにこの席で「かなり短く金委員長に会うと考えられる」と明らかにした。

しかし、トランプ大統領はG20首脳会議のために出国する前、ホワイトハウスでは記者たちに訪韓期間中、金委員長に会う計画はないと述べた。29日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子との朝食会でも、金委員長とのDMZ会合を言及したツイートから一歩退いた。彼は記者たちに「今朝考えたこと」とし、「ただ(可能性を)打診してみた」とした。その一方で「見守ってみよう。彼はそこにいるなら、私たちはお互いに2分間合うことになるだろう。それが我々ができるすべてだ。ただ、それもいいだろう」と余韻を残した。

トランプ大統領は同日夜、青瓦台で文在寅大統領と晩餐をする直前、再び金委員長との会談の可能性を高めた。彼はDMZ訪問が「本当に興味深いだろう」とし、南・北・米3者首脳会談について「今、作業をしているので見守ってみよう」と述べた。

トランプ大統領は、30日午前にはツイッターに「今日、DMZに行く」とし、これは長い間計画されたことだと書いた。これに対して米国議会専門誌ザ・ヒルは、トランプ大統領が24日の会見のとき、すでに金委員長とのDMZ会合の可能性に言及したが、ホワイトハウスの要請で報道のタイミングを延ばしたと伝えた。ワシントン・ポスト(WP)もトランプ大統領が金委員長との会談を「今朝考えたこと」としたことについて、ワシントンとソウルの周辺で、ホワイトハウスが最後の数日間(米朝首脳の)会合を実現させようとしている噂が広がっていたと報じた。
 
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