[グローバル株式市場] 米FRBパウエル議長の発言に利下げへの期待感高まり・・・ニューヨーク株式市場は上昇 ダウ0.29%↑

[写真=聯合ニュース]


10日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場がジェローム・パウエル米連邦準備制度(Fed・FRB)議長の発言に利下げへの期待感が高まり、上昇を記録した。ダウは前取引日比76.71ポイント(0.29%)上げた2万6860.20で終了した。S&P500指数は13.44ポイント(0.45%)上昇した2993.07で、ナスダック指数は60.80ポイント(0.75%)跳ね上がった8202.53で終えた。

同日パウエル議長は下院金融委員会の証言に先立ち発言文を発表した。彼は「貿易の緊張をめぐる不確実性、グローバル経済の強含みに対する懸念などで米国経済が困難に直面している」とし、「特に企業投資の成長が目立つほど(notably)鈍化した状態」と米国経済に対する懸念の声を出した。

市場はこのような発言に対して利下げの可能性を高めたという点で肯定的に判断しているようだ。Eトレードの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は「パウエル議長の発言に市場では利下げが断行されることを確信している状態」と言及した。

彼は続けて「注目する内容は、米国の内需経済自体が世界景気に比べて良好な状態であるという点」とし「FRBがどれほど対外の経済要因を深刻に考えるかが利下げの時期に影響を与えるとみられる」と付け加えた。

一方、先月開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が発表された。議事録によると、多数の委員は「米国経済の潜在的な衝撃を吸収するためには、なるべく早めに政策金利を引き下げる必要がある」と述べたという。

欧州の主要株式市場は下落して終えた。英国FTSE100指数は前取引日比5.78ポイント(0.08%)下げた7530.69で取引を終えた。ドイツのDAX指数は63.14ポイント(0.51%)安の1万2373.41を記録した。汎欧州指数のストックス50は8.23ポイント(0.23%)下落した3501.52で、フランスCAC40指数は4.51ポイント(0.08%)下げた5567.59でそれぞれ取引を終えた。
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