上半期の車市場、「SUV」は昇り「ディーゼル車」は沈み

[写真=現代自動車]


今年上半期の完成車市場ではSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)を好む現象が目立った。一方、ディーゼル車と輸入車に対する需要は減少したことが分かった。

31日、韓国自動車産業協会(KAMA)によると、上半期の全車両販売台数は88万9588台と集計された。これは前年同期比4.3%減った数値だ。

国産車の販売台数は76万6977台で、前年と似たような販売の流れを維持した。一方、輸入車販売台数は12万2611台で、昨年比21.1%急減した。KMMA側は「輸入車の中で最大販売比率を占めている欧州系ブランドの販売が低迷した影響」と説明した。

最もヒットした車種はSUVだ。小型および大型SUVモデル発売で消費者の選択の幅が拡大し、上半期のSUV販売台数は4.3%増加した。乗用車での割合も44.2%と過去最大値を記録した。

軽油車の販売台数は大幅に減少した。今年上半期のディーゼル販売台数は前年同期比16.5%減少した。これにより、ディーゼル車の販売比率も2015年の52.5%から今年上半期に39.5%まで落ちた。これは微細粉塵の社会的問題化、2018.9月の排出ガス試験方法(WLTP)の強化、輸入車の排出ガス低減装置の操作事件など環境問題の影響とみられる。

電気自動車はハイブリッド車の販売好調、電気自動車の購入補助金支給対象の拡大などで28.6%増加し、シェアも7.9%まで上昇した。

購買層の構造変化も行われた。既存の主力購買層だった30〜40代の購入割合は過去最低水準である34.1%まで落ちた。景気低迷の長期化で若年層の就職難が反映されたものと分析される。一方、法人の購入割合は28.3%で過去最大値を記録した。

KAMAのチャン・マンギ会長は「最近、自動車消費者の選好度の変化現象は、国内だけでなく、グローバル市場でも同じように表れる傾向だ」とし「自動車メーカーは好みの変化に合わせた機敏な製品の開発と生産システムを備えてこそ競争力を確保することができる」と述べた。


 
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