LG電子、欧州市場に安着…“プレミアムイメージを固める”

[LG電子、欧州市場に安着…“プレミアムイメージを固める”]



LG電子が欧州でプレミアム家電を前面に押し出し、市場支配力を強化している。

特に2016年末、披露した超プレミアム家電統合ブランド「LGシグネチャー」が欧州市場に定着し、成長をけん引するなど高級化戦略が通じたという評価が出ている。

21日、関連業界によると、LG電子は今年上半期の欧州で、売上4兆1902億ウォンを稼いだ。 これはグローバル上半期の全体の売上30兆5443億ウォンのうち、13.72%に該当する。 韓国(10兆8572億ウォン)と北米(7兆265億ウォン)の次で、最も大きな割合だ。

特に昨年上半期と比較して韓国とアジア地域の売上がそれぞれ0.08%、5.14%増加に止まったことに比べれば、目覚しい成長傾向にある。 北米、中南米、中東、アフリカ、中国、ロシアなどではかえって売上が減少した。

売上の増加幅も拡大している。 2017年には6兆3029億ウォン、昨年は7兆5647億ウォンを稼いだ。 それぞれ前年比7.39%、20.02%増加した数値だ。

欧州は家電製品の高級化トレンドが明確な国の一つに挙げられる。 また、健康と福祉に対する関心増大で、空気清浄機、乾燥機など新家電に対する成長潜在力が豊富だ。 これを受け、LG電子は欧州現地人を攻略した製品とマーケティングを展開し、ブランドイメージの強化に集中している。

代表的なのが昨年欧州に披露した高効率・高性能家電ブランド「センタムシステム」だ。 LG電子は核心部品のコンプレッサーのエネルギー効率と耐久性を引き上げたセンタムシステムを搭載したプレミアム冷蔵庫を発売し、大きな人気を集めた。 また、冬季の気温が低い北欧と東欧の家庭と中小型建物で使用できるエコ・高効率暖房ソリューションなども披露した。

LG電子が主導している有機発光ダイオード(OLED)TVも欧州で肯定的な反応を得ている。 2019年型OLED TV(モデル名65C9)は英国・ドイツ・スウェーデン・イタリア・ポルトガルなどの消費者雑誌が実施したTVの性能評価で1位を総なめした。

LGシグネチャーラインも次第に拡大している。 2016年末、英国・ドイツ・フランス・スペイン・イタリアなど欧州主要国家に披露したのに続き、6月にはスウェーデン・ノルウェー・デンマーク・フィンランドなど北欧4ヵ国にもこの製品を本格的な発売を開始した。

また、LG電子は9月、ドイツ・ベルリンで開かれる欧州最大の情報技術(IT)・家電展示会である「IFA 2019」で、LGシグネチャーブランドのアピールに乗り出す。 LG電子は今度の展示で、OLED TV、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、加湿空気清浄機、エアコン、ワインセラーなどLGシグネチャーの全ラインアップとカプセルビール製造機「LGホームブルー」などを紹介する。
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