[STX造船海洋、石化製品運搬船2隻の最終契約確定]
STX造船海洋が先月21日、ギリシャの船主会社から受注した中型石油化学製品運搬船2隻に対する手付金還付保証(R/G)を受け、最終契約確定が行われたと22日、明らかにした。
発注物量は今回にR/Gを受けた2隻の確定量と追加2隻のオプション物量で、計4隻で構成されている。
手付金還付保証は通常的に契約以後、約2カ月ほどかかって発給されるが、今回のSTX造船海洋で契約した船舶は契約以前から十分な協議や検討を経て、受注契約以後、1ヵ月後に迅速に発給され、経営正常化に弾みがついたという説明だ。
契約船舶は5万DWT級の石油化学製品運搬船で、排気ガス環境規制物質である硫酸化物(SOx)を処理できるスクラバー(Scrubber、脱硫装置)が搭載されたエコ船舶だ。
鎭海(チンへ)造船所で建造され、2020年4四半期から引き渡される予定で、船主会社の要請によって船価は公開されなかった。
現在の受注残量は15隻(オプション4隻を含む)であり、これは2020年末まで生産量を確保したのだ。
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