日本の安倍首相「韓国が国家間の約束を守るよう求めていく」

  • 安倍「米国としっかりと連携する」

[写真=ロイター・聯合ニュース]


安倍晋三首相が韓国政府の軍事情報保護協定(GSOMIA・ジーソミア)終了決定に遺憾を表示し、韓国に韓日請求権協定をはじめ、両国間の約束を守るように求めていきたいという立場を明らかにした。

NHKなど現地メディアによると、安倍首相はこの日、西側主要7カ国(G7)首脳会議のためにフランス訪問に乗り出す前、官邸で記者たちと会った時、「(韓国が)韓日請求権協定に違反するなど、国と国との信頼関係を損なう対応が残念ながら続いている」と主張した。

続いて彼は「韓国側の継続的な動きにも、日本は現在の北東アジアの安保関係環境に照らせば、日米韓の協力に影響を与えてはならないという観点から対応している」とし、「今後とも米国としっかりと連携しつつ、地域の平和と安定の確保に努め、日本の安全を守るために対応していきたい」と述べた。

また、安倍首相は「韓国にまず国と国との信頼関係を回復し、約束を守ってもらいたいという基本的な方針に今後も変わりはないし、韓国が国と国との約束を守るよう求めて行きたい」と強調した。

安倍首相は昨年10月、韓国の大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決が1965年に締結された韓日請求権協定に違反することで国間の信頼を破ったと、これを是正するよう求めてきた。日本が先月4日から開始した輸出規制も、韓国に是正を圧迫するための経済報復というのが専門家たちの大方の見方だ。しかし、韓国政府はジーソミア終了という形で強く対抗した。

NHKはこの日、安倍首相が官邸で河野太郎外相と1時間ほど会談し、ジーソミア破棄に伴う今後の対応を協議したとみられると伝えた。
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