一時ラリーに借金して株を買う個人投資家

[写真=GettyimagesBank]


一時的なラリーに借金をして株を買う個人投資家が増えている。

10日、金融投資協会によると、コスピとコスダックの信用取引融資残高は6日基準、8兆5171億ウォンを記録した。8月末より2%近く増えた。市場別に見ると、コスピは0.11%、コスダックは2.83%増加した。

証券会社は株式を買おうとする投資家に、信用取引融資で金を貸すことができる。借金して株を買い、株価が上がれば差益を得ることができるが、逆に下がると損失を被る。株価が急に落ちて住宅ローンの金利を下回ると、証券会社は反対売買で貸付金を回収することができる。通常は信用取引融資が増加すると、株価の上昇を占う人も増えたものとみなす。

信用取引融資残高は7月から減少傾向に転じた。その頃からコスピとコスダックが並んで後退した。IBK投資証券のチョン・ヨンテクリサーチセンター長は、「コスピが2000台を回復しながら投資心理も改善された」とし、「個人投資家が好むコスダックで信用取引融資規模が大きかった」と述べた。

株式市場の見通しは7〜8月よりは肯定的に変わった。韓国投資証券のキム・デジュン研究員は、「米中両国が高官級の貿易交渉を再開することにした」とし、「英国が何の合意もなく欧州連合を抜けだす『ノーディールブレクジット』の阻止が危険資産を好む心理を育てた」と説明した。彼は、「米国連邦準備制度が景気浮揚に乗り出すものと予想する」とし、「秋夕(チュソク)連休後にも投資心理が急変することはないだろう」と付け加えた。

 
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