[グローバルマーケット] 米中追加交渉の不確実性に萎縮・・・主要国の株式市場、一斉に下落傾向
「中国、米国と第1段階の貿易合意の署名前に追加交渉を望む」
ブレグジット(Brexit)交渉の悲観論も影響

양정미 기자

登録 : 2019-10-15 10:48 | 修正 : 2019-10-15 10:48

[写真=聯合ニュース]


米国と中国が中間段階貿易協定を締結することに合意したにも追加交渉の不確実性も残存し、14日(現地時間)、米国と欧州など主要国指数は軒並み下落した。

◆ダウ、0.11%下落... FTSE 0.46%↓ DAX 0.20%↓

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ平均株価は前日より29.23ポイント(0.11%)下落した2万6787.36で取引を終えた。

S&P500指数は前日より4.12ポイント(0.14%)下げた2966.15で、ハイテク株中心のナスダック総合指数は8.39ポイント(0.10%)下落した8048.65で取引を終えた。

市場はコロンブス・デーで取引が活発でない状況でも、米国と中国の貿易交渉関連ニュースに依然として神経を劣らせている。

ドナルド・トランプ米大統領は先週、中国との高官級会談以後「第1段階貿易協定」の締結に合意したと明らかにした。

中国は米国産農産物の購入拡大などに乗り出し、米国は今週予定された関税率引き上げを保留した。

このようなニュースで主要指数は先週の金曜日、大幅に上昇した。

しかし、第1段階の協定締結に向けた追加交渉が必要だという報道が出るなど、不確実性は相変わらずだ。

CNBC放送は、中国が「第1段階貿易協定」に最終合意するため、追加の交渉を望んでいると報道した。
CNBCは、交渉がワシントンDCか北京のうち、どこで開かれるかはまだ明確ではないが、今月中に交渉が開かれる可能性があると見通した。

CNBCが引用したブルームバーグ通信もこのような事実を報道しながら、中国が12月に予定された米国の追加関税引き上げ撤回も望んでいると伝えた。先立ち、米国は12月に予定された関税引き上げに関しては決定されたことがないという立場を明らかにした。

中国政府と国営メディアが今回の会談結果に対して米国側とは異なり、慎重な言及をしたのも投資家の懸念を刺激した。

同日、業種別では材料分野が0.74%下落し、最も不安だった。技術株も0.1%下落した。

この日は、コロンブス・デーを迎え、主要指標の発表はなかった。債券市場は休場した。

ニューヨーク株式市場の専門家らは、米中貿易交渉の最終妥結の不確実性が依然としてあると指摘した。

スパルタン・キャピタル証券(ニューヨーク)の首席市場エコノミスト、ピーター・カーディロ氏は、「投資家らは米中間の合意を考え直している」とし、「交渉で突破口が開かれたものの、どれもまだ署名されてはいない」と指摘した。

シカゴ・マーカンタイル取引所 (CME)の「Fedウオッチ」によると、連邦基金金利先物の市場は今月0.25%ポイントの政策金利引き下げの可能性を71.1%反映した。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は前取引日より6.48%下落した14.57を記録した。

欧州の主要株式市場も同日、中国の貿易実績不振、ブレグジット(Brexit)妥結への期待感の低下などにより、全体的な弱含みを示した。

この日、英国ロンドン株式市場のFTSE100指数は前取引日の終値比0.46%下落した7213.45で取引を終えた。ロンドン株式市場は期限内にブレグジット合意に到達できるという期待感が減り、全般的な弱含みを見せた。

ドイツ・フランクフルト株式市場のDAX指数は0.20%下げた1万2486.56で、フランス・パリ株式市場のCAC40指数も0.40%下落した5643.08でそれぞれ取引を終えた。

汎欧州指数のユーロ・ストックス50指数は0.38%下落した3556.26を記録した。

◆米中部分合意の懐疑論に安全資産↑…金価格0.6%上昇

一方、ニューヨーク金価格は米国と中国の部分的な貿易合意以後、懐疑論が広がって0.6%上昇した。

この日、ニューヨーク商品取引所で12月物金価格は前取引日より8.90ドル(0.6%)上昇した1オンス当たり1497.60ドルで引けた。

エバーコアISIの戦略家たちは、「最も簡単な部分で合意がなされ、多くの部分は議論されなかったり曖昧な状態だ」とし、「全般的に第1段階の合意は世界中の企業がどこに投資し、生産と雇用をしなければならないのかが、決してはっきりしていない」と述べた。

FXTMのチーフ・マーケット・ストラテジスト、 フセイン・サイド氏は「貿易紛争と関連し、あまり楽しんではいけない」とし、「劇的に変わったのは何もないため、貿易交渉が正しい方向に向かっているという結論を下すにはまだ早い」と指摘した。

ただ、この日ドル高を見せたのは金価格の上昇幅を制限した。同日、ニューヨーク外国為替市場で主要通貨に対する米ドルの価値が0.2%上昇した。14日(現地時間)午後3時59分頃、ドルインデックス(主要6通貨に対するドル指数)は、98.50で前日より0.21%高くなった。

金はドルで取引されるため、ドルの価値が上昇すると金の相対的な価格魅力が低下し、需要が減少する。

アクティブ・トレーズのチーフアナリスト、カルロ・アルベルト・デ・カーサ氏は「金価格は技術的な側面で1500ドルで抵抗が来るだろう」とし、「次の抵抗線は1515ドル」と予想した。彼は「もし金価格が1470ドルの下に下がると、さらに下落する可能性がある」と指摘した。
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