SKテレコム、欧州と米国で「量子暗号通信」事業相次いで受注

[SKテレコム、欧州と米国で「量子暗号通信」事業相次いで受注]



SKテレコムは子会社のIDQが昨年から一緒に事業を始めて1年ぶりに欧州と米国で量子暗号通信の構築事業を相次いで受注する快挙を成し遂げたと20日、明らかにした。

SKテレコムは昨年、スイスの量子ICT企業「IDQ」に約700億ウォンを投資しており、社内の量子技術研究所組織をIDQに統合し、スイス、韓国、米国、英国にIDQ事務所を前進配置していた。 この結果、SKテレコムの通信事業の力量とIDQの源泉技術がシナジーを出し、最近、グローバル事業を急速に拡大している。

IDQはEU傘下「量子フラッグシップ(Quantum Flagship)」組織が推進する「OPEN QKD」プロジェクトに量子キー分配器(QKD、Quantum Key Distributor)1位の供給社として参加する。

IDQはプロジェクトに参加する企業、研究機関の中で最も多い区間に量子キー分配器を供給し、スイス・ジュネーブ、ドイツ・ベルリン、スペイン・マドリード、オーストリア・ウィーンなど欧州主要国の14区間(1区間に約100Km)に量子暗号テスト網を構築する。 「OPEN QKD」はドイツテレコム、オレンジ、ノキア、アッドバーなど移動通信会社や通信装備会社はもちろん、政府、大学の研究機関まで計38つのパートナーが参加する大規模プロジェクトだ。

IDQはこれと同時に、スイス・ジュネーブで企業、大学と提携し、ブロックチェーン、スマートグリッド、スマート病院など未来有望産業分野に実際の量子暗号技術を適用する計画だ。

IDQはまた、昨年、米国の量子通信専門企業「Quantum Xchange」とパートナーシップを締結して以来、最近、ニューヨークとニュージャージーを結ぶ米国最初の量子暗号通信網を構築した。 これを通じて全世界で最高のセキュリティを要するニューヨーク・ウォールストリートの金融情報を安全に守っている。

IDQとQuantum Xchangeは現在構築された量子暗号通信網を来年までワシントンD.C.からボストンに至る800Km区間に拡張するという計画だ。 IDQは量子キー分配器を供給し、Quantum Xchangeは暗号キー伝送距離を拡張するソリューションを適用する。

以外にもIDQは11月、グアム・サイパンのモバイル通信会社「IT&E」と協力し、人気観光地のグアムに量子暗号通信網を構築する予定だ。
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